台風19号きっかけで夫の不倫を見抜いた妻。離婚の危機にいたったワケは…
先日上陸した大型の台風19号に続いて、新たな台風が発生し、その影響で更なる被害が出るのではないかと心配ですね。
台風などの非常時には、人間の本性が出やすいもの。
今回は、台風19号がきっかけで離婚の危機に陥ってしまった女性のお話を聞いてみましょう。
東京都内に住む仲村綾子さん(仮名・31歳・主婦)は、大型の台風が上陸する前にスーパーに駆け込み、ビーフシチューの材料を買いそろえました。
「この間、千葉県を襲ったあの台風より勢力が強いとニュースで見て完全にビビってしまって。不安な気持ちをまぎらわすために、せめて美味しいものでも作っておこうと思ったんです」
ビーフシチューは、夫(Nさん・38歳・デザイン事務所勤務)の大好物なのだとか。
「台風当日、雨風が激しくなってきて雨戸がガタガタいってる中、Nはビーフシチューにテンションが上がっておかわりをしてくれて(笑)そのおかげで私もなごんだ気持ちになっていたのですが…」
ですが、夫はスマホを手に取ると「ちょっとごめん」と言い残し寝室にこもってしまいました。
「まだ食事の途中なのにどうしたんだろう?と思っていたら…この暴風雨の中ちょっと出かけてくるって言うんですよ。嘘でしょ、何考えてるのって止めたのに、まるで聞く耳を持ってくれなくて」
玄関から車に乗り込む間に、吹き付ける豪雨でびしょ濡れになりながらNさんは出かけてしまったそう。
「しかも、台風のピークの21時半頃ですよ!テレビでさんざん“命を守る行動を”って警告しているのに…なんでよりにもよって一番危険な時間帯に出かけるの?と不思議に思いました」
なんだか妙な胸騒ぎがした綾子さん。
「あ、これってきっと女に逢いに行ったんだ…とピンときました。それ以外にこんな不自然な行動をとる意味が分からないし、もし他の理由なら出かける時にちゃんと説明してくれるはずなので」
綾子さんは、夫のスマホに何度も電話をかけました。
「ですが、全く出てくれなくて。さらに怪しいなと思いました」
ですが、モヤモヤする気持ちのせいで台風の恐怖は全く感じなくてすんだそう。
「雨風が弱まってきた夜中の1時頃にNが戻ってきたので『今までどこに行っていたの?なんで電話に出てくれなかったの?』と問い詰めたんですよ」
すると夫は「幼馴染のF(仲の良い男友達)が最近精神的に不安定で、精神科でもらった睡眠薬を飲み過ぎてしまったと言うので、心配になって見に行ってきた」と話したそう。
「私もFさんとは何度か会っていますが、そんな繊細な人ではなく…リュックひとつで日本中を旅して、初対面の人の家で熟睡できるような細かい事は気にしないタイプなので、そんな話しは信じられなかったですね」
夫に「じゃあFさんとのLINEのやり取りを見せてくれない?もしホントだったら土下座して謝るから」とイチかバチかの勝負にでた綾子さん。
「Nはビクッとしていましたね。その時にまたLINEにメッセージが届いたようで、夫がそれを見ているのが背後にあったガラスに映ってなんとなく見えたので…私、思わず横にあったお皿に残ったビーフシチューをNの顔面にぶっかけたんですよ」
夫に片付けさせようと思い、食事の途中のままテーブルに手をつけていなかった綾子さん。
「シチュー攻撃でNが驚いているすきにスマホを奪い、トイレに立てこもりました」
豪雨の夜に夫が突然の外出

男友達宅に行ったと話す夫にLINEを見せてというと…

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