カップル演じた福原遥×杉野遥亮「お風呂上がりの変な習慣」を打ち明けあう
異色のホラーラブコメディ『羊とオオカミの恋と殺人』が公開中です。
自殺未遂を起こした際に空いた壁の穴から、美しい隣人を見て惹かれ、彼女が連続殺人鬼と知ってもどんどん好きになっていく青年・黒須を杉野遥亮さん、そんな黒須に出会って戸惑いながらも惹かれていく美しき殺人者・宮市を福原遥さんと、人気のふたりが演じて話題になっています。
一見、理解しがたいカップルを演じたおふたりに、「人からは理解されないこだわり」や、「自分と似た人、全く違う人のどちらに惹かれる?」など、質問をぶつけました。
――ご自身が演じたキャラクターは、どんな人だと感じましたか?
杉野遥亮さん(以下、杉野)「朝倉(加葉子)監督からは、この世界の端っこの物語だとお聞きしていて、ファンタジーになってしまったり、遠い世界の話になりすぎてもダメだったので、できるだけリアリティがあったほうがいいなと思っていました。ただそのなかで黒須は、『私のどこが好き?』と聞く宮市さんに、『まるっと』と答えるんです。『まるっと』という言葉を言える黒須というのは、すごいと思いましたし、そこに人となりも含まれていると感じました。とても温かみのある人だと思います」
福原遥さん(以下、福原)「宮市さんは真っすぐな人だと思います。殺人鬼というところは共感はできないですが、謎に包まれているところがあって、でも、それ以外のところでは普通の女の子というか。喜怒哀楽の大きな、可愛らしい女の子だと感じました」
――黒須くんと宮市さんの恋愛は、周りからは理解されにくいものですが、おふたりは、人に理解されないこだわりはお持ちですか?
杉野「理解されるかどうか分からないけど、お風呂に入ったあとはいつも真っ裸です」
福原「理解できない(笑)」
杉野「下着とかは寝室に置いておいて、寝る前に着ます。そのままテレビを見て、『寒くなってきたから着るか』みたいな。そんなことしてるから、風邪ひくんですよね(苦笑)」
福原「私は何かあるかなぁ、お風呂で」
杉野「いや、そこにこだわらなくても」
福原「髪と身体を拭くタオルは別です」
杉野「え!? そのほうが変わってない?」
福原「1度に2枚使って洗うのはもったいないので、髪を拭いたタオルで次の日に身体を拭きます。髪と身体で分けてバスタオル2枚。しない?」
杉野「しないね(苦笑)」
――ちなみにおふたりの部屋はどんな感じですか? 何かこだわりとかあります?
杉野「何にもない部屋なんです。見えるところにあまり物を置かなくて。白黒のシンプルな部屋です」
福原「私は結構置いてあるかも。こだわりはライトかな。白じゃなくて、オレンジっぽい、寝るときに点けるような薄い色のライトで、家に着いたらそれしかつけない。間接照明みたいなライトだけです」
自分だけのこだわりを持つ人物を演じたふたり自身のこだわりは?
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『羊とオオカミの恋と殺人』は全国公開中 オフィシャルサイト 杉野遥亮 :ヘアメイク/速水昭仁(CHUUNI inc.) スタイリスト/伊藤省吾(sitor) 福原遥:ヘアメイク/布野夕貴 スタイリスト/飯間千裕