Lifestyle

神社でご祈祷をうける時、正座と敬礼のルールとは/初詣のお作法

 神社の拝殿内で、特別なご祈祷やご祈願をしてもらう「昇殿参拝」。前回の記事では、その服装と玉串料などについて述べましたが、ご祈祷中やその後はどう振舞えばいいのでしょうか。  正座や礼のお作法について、神社検定(※)公式テキスト①『神社のいろは』(監修・神社本庁)からご紹介します。
祈祷を受ける家族

祈祷を受ける家族。男性のシャツ姿はラフすぎ…

正座と敬礼の正しい作法

 まず、注意したいのは、座る前と立った後に必ず浅い礼をすることです。この浅い礼を小揖(しょうゆう)といいます。座るときには正中(またはご神前)に近いほうの足から膝をつき、立つときには正中(またはご神前)より遠いほうの足から立つのが作法です。 神社のいろは 正座と敬礼の作法 また、ご神前に限りませんが、畳敷きであれば、畳のへりに立ったり座ったりしないのが礼儀です。座布団などの敷物が出された場合には、立ち座りの際に敷物を踏まないようにします。座るときは、敷物の手前に足を進めて敷物に膝をあて、足のつま先を立てたまま膝を前に進めてにじり寄り、敷物の中央に正座します。立つ場合は、つま先を立てて敷物の前か後ろにすり膝で進み、敷物の上に立たないように注意します。  敬礼の作法には、拝と揖などがあります。拝は最も敬意を表す動作で、腰を90度折ってひれ伏します。揖は拝に次ぎ、45度腰を折る深揖(しんゆう)と15度腰を折る小揖があります。お祓いを受けるときには、深揖の姿勢をとります。 神社のいろは 正座と敬礼の作法 祝詞(のりと)や祓詞(はらえことば)が奏上されているときには深揖より深めの60度傾けた姿勢をとります。やや専門的になりますが、これらの姿勢を座礼では平伏(へいふく)、立礼では磬折(けいせつ)といいます。何度も繰り返し敬礼を行うのは神様を丁重に敬うことの表れなのです。これらの敬礼の名称や角度の決まりも大切ですが、神様を敬う気持ちを忘れないようにしたいものです。 <ポイント> 敬礼の作法には拝と小揖、深揖などがある。 神社のいろは神社検定(神道文化検定):神社が好きな人や、日本文化をもっと知りたい方のための検定で、主催は公益財団法人日本文化興隆財団。第9回検定が令和2年6月28日(日)に全国で開催される <監修/神社本庁>
Cxense Recommend widget


あなたにおすすめ