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Sexy Zoneが担うジャニーズの“重要ポジション”とは?

ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ 『カウントダウンTVクリスマス音楽祭』(TBS)を観ました。ジャニーズからは来年1月に同時デビューを果たすSixTONES、Snow Manを含む9組が出場、トップバッターはSexyZoneが務めました。 Sexy Zoneはジャニーズのちぃ兄 Sexy Zoneが最初に歌ったのは、佐藤勝利さん主演映画『ブラック校則』の主題歌「麒麟の子」。冬の夜空を思わせる漆黒のスーツを身にまとい、シックで優雅なパフォーマンスが胸に残りました。  2曲目は、彼らのクリスマスソングたる「Sexy Summerに雪が降る」。こちらはダークグリーンのスーツにイエローのシャツを合わせた装い。深い森のもみの木に若々しい灯火を添えたような、派手すぎず品のいい組み合わせに、彼らの美しさがより際立って見えました。  なんというか、「ウェーイ!!」なパーティでなく、一族が集い暖炉の前でプレゼントを開くような聖夜に、めっちゃ似合う。

Sexy Zoneは今重要なポジションにいる

 今年でデビュー8年目。絶妙なバランスで“抑えの美”をたたえ、先輩たちを敬い後輩たちに華を持たせる彼らは、今ジャニーズで最も重要な“ちぃ兄”ともいうべきポジションに立っています。  何事も順番ですから、末っ子グループとして可愛がられる時期もあれば、“大先輩”よりも近い距離で後輩たちを支える“ちぃ兄役”をやる番もめぐってきます。Sexy Zoneのデビュー期で言えば、Hey! Say! JUMPらが“ちぃ兄”をやってくれていたのだと思います。  ただ、“ちぃ兄役”が“こなれる”まで、ファンは少し心配になったりもするのです。 「本当ならこの仕事は彼らがやるべきなのに、また後輩がやるの?」とか、「後輩たち、少しは遠慮して!」とか、愛するがゆえ、思い詰めてしまったり……。 「たとえ同じ事務所でもライバルはライバルだから、もっとガツッといっちゃっていいんじゃ?」と思うのもわかります。

去り際までも美しい中島健人

 それでも、先日“ゴチになります”(ぐるぐるナインティナイン)で惜しくもレギュラーの座を去った中島健人さんは、「後任を挙げるなら(SexyZoneのメンバーでなく)SixTONESやSnowMan、King & Princeらを」と後輩を推薦し、愛と聡明さに満ちた“ちぃ兄”の心意気を見せてくれました。 「オレがオレが」もいいのですが、常に自分のポジションを俯瞰し、ファミリーのために最善の振る舞いができるジャニーズ=SexyZoneは、ほどなくさらなる高みに上がれることと思います。  余談ですが、彼らと仕事をした記者の方が、「対応がとても丁寧で、以前取材した際の小さなやりとりもおぼえていて気遣ってくださった」と感激して話してくれたことがあります。ファンではない方々も大切にする姿勢は、「この案件は、彼らになら安心してお願いできる!」という評価につながりますし、次々に上質な仕事を引き寄せることでしょう。  そのひとつとして中島さんはWOWOW『生中継!第92回アカデミー賞授賞式』(2020年2月10日放送)の生中継ゲストに決まりましたし、マリウス葉さんが大塚国際美術館「Holiday at the Museum2018」のアンバサダーを務めたことも記憶に新しいところです。菊池風磨さんは、Eうた(いい歌)で人の心をつなぐドラマ『Eうた♪ドラマ「歌のおじさん Eたん」』(完全版2019年12月26日(木)18:54~19:40/Eテレ)に出演します。 “ちぃ兄期”は、さらなるステップアップに必要なとき。令和という新時代こそ、SexyZoneが“品格ある時代”を作る好機。「より美しくSexyに応援!」したくなりますね! <文/みきーる イラスト/二平瑞樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!
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