Fashion

アラフォーを迎え似合う服の変化で、何を着ればよいか困っています…

着てみたときに自分のスタイルが数段よく見えるアイテムを選ぶ

 ただし、肉体の変化についてはすべての人が共通なので、その点に関しては言えることがあります。
自分のスタイル

着てみたときに自分のスタイルが数段よく見えるアイテムを選ぼう

 年を取ると、重力に負けて顔、そして身体の筋肉は全体的に下がってきます。また中年以降、エクササイズを何もしなかったり、若いころと同じ食生活をしていると、お腹周りや背中に贅肉がついてきます。肌も若いころほどの輝きはなく、化粧のりは悪く、乾燥気味で、ざらついてくるのが普通です。  そうなったときに、贅肉がなく、肌に輝きがある若い肉体と同じものを着たのでは、肌の衰えや、落ち気味の筋肉ばかりが目立つことになり、決して若い人たちのように素敵には見えません。ですから、これらの衰えを目立たなくするために、エクササイズをしたり、顔に特殊な施術をしないのなら、着るもので補正する必要があるでしょう。  落ちた筋肉や贅肉をカバーするためには、素材自体に張りがあるものでできた、構築的なパターンのものを選ぶといいでしょう。具体的には、着てみたときに自分のスタイルが何も着ていないときよりも数段よく見えるジャケットやコートなどの上着、またはワンピース、スカート、パンツなどを選ぶことです。

肌の輝きを補うためにレフ板効果のある明るい色を

自分のスタイル

上質な光を放つような素材、レフ板効果のある明るい色のシャツで肌の輝きを補って

 また肌の輝きを補うためには、シルクやシーアイランドコットン等、上質な光を放つような素材、そしてレフ板効果のある明るい色のシャツ、ブラウス、セーターを選ぶといいでしょう。  逆に、肌の衰えをより強調するような、洗いすぎてくたびれたTシャツ、縫い目に色落ちが見られるような濃色のシャツやブラウス、輝きのない暗い色のセーターやカーディガンは避けたほうがいいでしょう。  どうしても暗い色のものを着たい場合は、ジュエリーで輝きを補うというのも、大人の肌に似合う補正の方法です。
上質な光を放つような素材、レフ板効果のある明るい色のシャツで肌の輝きを補って

暗い色のものを着たい場合は、ジュエリーで輝きを補おう

 生きている限り、肉体や環境は変化するものです。変化は人間としての成長、そして進化と考えて、定期的にそれにふさわしいワードローブにアップデートするといいでしょう。 【小林直子さんの過去記事】⇒大人が白Tシャツを着る時に、だらしなく見えないポイントは? <文/小林直子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
小林直子
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。著書『わたし史上最高のおしゃれになる!』など。
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