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芸人の彼にファンから血まみれチョコ。開けてみたら更なる恐怖が…

 お笑い芸人といえば、モテるというイメージがある職業。
バレンタイン 女性 チョコ

写真はイメージです(以下同じ)

 バレンタインの時期には、チョコなどのプレゼントをファンからたくさんもらっているのだろうな、と思いますよね。 「お笑いファンから見た限りでは、必ずしもプレゼントをたくさんもらっている芸人ばかりではないですね。私は、とあるコンビのツッコミ、Sの追っかけを数年前にしていました。Sは、今では売れっ子ですが、その頃はまだ、全然人気がなくて。当時のバレンタインのライブの出待ちで、チョコを渡したファンは私だけでした。でも、私からのチョコは、Sにとって迷惑なだけだったみたいですが……」

モテないキャラが売りの芸人にチョコの差し入れ

 苦笑いの表情でそう話すのは、大学生のA子さん。ライブに通うほどのお笑い好きだそうです。 「Sのコンビはとても面白くて。数年前に行ったライブで知ってから、すぐに好きになりました。Sは、まったくモテないキャラが売り。そういう芸人さんでもファンはいることが大半なのですが、Sの場合は、出待ちしているファンは私しかいなくて。だからこそ、応援しがいがあったというのはありましたね。ただ、Sのコンビが面白いということは業界でもすぐに評判になったようで、地方ローカル局のとある番組のネタコーナーに出演が決まったんです。そのことが、ファンとして本当にうれしくて。ちょうどバレンタインが近かったので、お祝いも兼ねて、バレンタイン当日のライブの出待ちで、GODIVAの中でも一番高いチョコを奮発して渡したんです。Sも、その場では笑顔で受け取ってくれました」  その番組の収録は、誰でも観覧可能だったため、ワクワクして観に行ったというA子さん。しかし、収録でとんでもないことが起きてしまったそうです。

「痛い女」としてネタにされてしまった

お笑い芸人「一発ギャグを披露するコーナーでのことでした。Sが、“めちゃくちゃ気持ち悪いお笑いオタクの女”のようなキャラを演じて、まるでウケず、会場の空気が最悪になったんです。Sは、『僕のファンに、本当にこういう痛い子がいるんです!!』と言い訳。ますます会場は白け、そのくだりはオンエアでは丸々カットされていました。その痛い子というのは、Sのファンが私しかいなかった以上、私のことだったんでしょうね。自分でも、ライブに行くのはともかく、出待ちをするのは痛いなと思い、それ以来、出待ちはしなくなりました。その後、Sのコンビは売れて、今ではテレビで見かける日も珍しくないので、そのたびに複雑な気持ちになりますね……」  純粋に応援していた芸人に、痛いファンとしてネタにされてしまうというのは、なんともせつない話です。次に話を聞かせてくれたのは、とある中堅芸人と同棲しているというC美さん。
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ファンから届いた恐怖のチョコレートとは…
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