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東出昌大の会見から考える「妻と不倫相手どっちが好きか」問題の深層

パートナーを大事に思っているのに恋に落ちることはある

不倫「家庭をもってからモテるようになった」 と言う人も少なくない。これは男女ともにだ。  ひとつには、「誰かに選ばれて」結婚したことで、心に多少の余裕ができたこと、前述したように結婚を目的としなくなったため異性と気軽に話したり接したりすることができるようになったことなどが関係しているのではないだろうか。  気軽に接していれば出会って話す異性の数も増える。恋に落ちる可能性も高まるというわけだ。  恋はしたいと思ってできるものではない。「したくない」と思っていても落ちることはある。  既婚で、パートナーのことを大事に思っていて、家庭を壊したくないと思っているのに恋に落ちてしまうことはあるのだ。  もしかしたら、ほんの少し心に隙があったのかもしれない。ほんの少し孤独感があったのかもしれない。ほんの少し家庭が重くなっていたのかもしれない。だが、だからといってみんながみんな恋に落ちるわけではないし、恋に落ちたからといって続くわけでもない。

結婚していようがいまいが恋に落ちるときは落ちる

不倫バレ浮気夫を追求する妻

写真はイメージです

 既婚男性と恋をし、最終的にバレて別れた独身女性はこう言った。 「やっぱり不倫の恋人なんていう立場は弱いですよね」  夫に不倫をされた妻はこう言った。 「婚姻届を出したからって心まで繋ぎ止めてはおけない。妻の立場なんて弱いものですよね」  そして男たちはこう言うのだ。 「誰も傷つけるつもりなんてなかったのに……」  善悪は別として、結婚していようがいまいが恋に落ちるときは落ちるのである。 <文/亀山早苗> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
亀山早苗
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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