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ハリウッドで活躍する日本人、道で襲われる「大声で叫び去っていった」

 ハリウッドで活躍する日系人女優の福原かれん(30)が、見知らぬ男性から路上で襲われたことを明かした。カフェに向かって歩いていたところ、突然現れた男性から、後頭部を殴打されたという。自身のSNSで当時の状況について説明したかれんは、「女性、アジア人、高齢者はみなさんの助けが必要です」と訴えている。

「男性に頭を殴られました」SNSで衝撃の出来事を明かす

 今月16日(現地時間)、インスタグラムを更新したかれんは、路上で見知らぬ男性からいきなり殴られたことを明かした。 「今日、男性に頭を殴られました。(私は身体的には大丈夫)。こんなバカなことは止めなければいけません」 「私達女性、アジア人、高齢者はみなさんの助けが必要です。私はふだん、私生活についてはあまり公にしませんが、今日の出来事は、重要なことだと思いました」 「私がコーヒーを飲もうとカフェに向かっていたところ、男性が私の後頭部を殴ってきました。突然の出来事でした。私達はそれまで目を合わせていなかったし、私が変な行動をとっていたわけでもありません」 「不意打ちを食らい、私の帽子も吹き飛びました。振り向いたときには、その男性は、私から少し離れたところにいました。(私を殴った後も、歩き続けたに違いありません)」 「最初は彼に立ち向かおうと思いましたが、彼が私の方に向かってきたので、リスクを冒す価値はないと思いました。私たちは数秒間お互いをじっと見つめ、彼は私に向かって大声で何かを叫び、最終的には歩き去ったのです」

ヘイトクライムは、普通の人々の身に日々起こっている

Bangshowbiz20220318

福原かれん

 これまでにも、人種を理由に差別発言の被害を受けたことがあるというかれん。しかし、身体的に攻撃されたのは今回が初めてだとした上で、次のように続けた。 「複数のルーツがある私の友達にこのことを話したら、このようなヘイトクライムがごく普通の人々、つまり一緒に食事をしている人々の身に、日々起こっていることを知りませんでした。だから、私はこれを書いています。人々の意識を高めることが大切だと思ったのです」 「結局のところ、私は幸運だったと分かっています。彼が戻ってきて私を再び殴っていたかもしれないし、武器を持っていたかもしれない。この経験にショックを受け、私は護身術の講習を受けようかと思い始めています。  でも、これが『犠牲者』である私達が考えなきゃいけないことでしょうか? これらの犯人は、女性、アジア人、高齢者を殴ることで、どんな満足感を得ているのでしょうか? 彼らが責任をとる必要があるのです。こうしたおぞましい犯罪を防ぐため、私達はコミュニティとして何が出来るでしょうか?」
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日系アメリカ人女優としてハリウッドで大活躍。ブラピとも共演
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