寒い日に室内でダウンジャケットを着てみたら大当たり。軽くて暖かく、光熱費の節約も
『わたし史上最高のおしゃれになる!』『お金をかけずにシックなおしゃれ』などの著書があるファッションブロガー小林直子さんが、愛用しているアイテムをご紹介します。
寒くなってくると、室内での防寒のあれこれについて、私もよく聞かれるようになります。特に光熱費の節約の必要があるときは、なおさらこの手の質問を受けます。
真冬に室内で何を着るのかについて何を基準に決めたらいいかというと、それは室温によってでしょう。当然のことながら、室温が高ければ薄着でもよいし、低ければ厚着をしなければなりません。もちろん気温に対する感受性は人それぞれ違うので、寒くても薄着で大丈夫な人もいると思います。しかし一般的には、部屋が寒いのなら、身体を温めるために何かを着なければなりません。
エアコンやストーブの温度設定を高温にすれば室内が暖かくなるのは明白ですけれども、電気代やガス代、灯油代がかかります。これら燃料費を節約しなければならないとしたら、室内の気温は低めに設定することになるでしょう。
最初にできるのは下着を暖かいものにすることです。着ることによって発熱するハイテク素材のもの、またはウール混の下着を着るなど、今はいろいろな種類のものが売られているので、これは誰でも実行できると思います。
次には、暖かい靴下やタイツ、レギンスをはくこと。靴下にも夏用と冬用がありますので、家にいるときは冬用のものにかえるのもいいでしょう。またお風呂から上がって寝るまでの時間帯には、セーターのような編地のウールのソックスもお勧めです。とにかく足首を冷やさないようにすること。
次にできるのは、首を冷やさないようにすることです。タートルネックやハイネックのインナーやセーターを着るのもいいですし、首にスカーフやマフラーをするのもお勧めです。私はタートルネックを着ると首が凝(こ)る感じがするので、首に何か巻くほうが好みです。シルクのスカーフか、それでも寒いときは小さ目のカシミヤのマフラーを家の中でもしています。
例年、このようにアドバイスしていましたが、何かもっといいものはないかと考えて、去年から導入したのが家の中で薄手のダウンジャケットを着ることです。
寒い真冬に室内で何を着る?

真冬の室内、何を着ればいい?
※写真はイメージです(以下同じ)




