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「わたし、夫に死んでほしい」憎しみに変わった愛。セックスレスや“こじれた”夫婦を救うプロの処方箋とは

愛し合って結婚したはずなのに、今や「早く死んでほしい」と願うまでに。 『夫は、妻は、わかってない。夫婦リカバリーの作法』(SYNCHRONOUS BOOKS ワニブックス) は、限界に達した「夫・妻」の処方箋。もつれてこじれた夫婦関係を修復に導くのは、夫婦カウンセラーの安東秀海さんです。
夫は、妻は、わかってない。 - 夫婦リカバリーの作法 -(SYNCHRONOUS BOOKS) 安東秀海(著)

夫は、妻は、わかってない。 – 夫婦リカバリーの作法 -(SYNCHRONOUS BOOKS ワニブックス) 安東秀海(著)

愛が憎しみに変わるまで

妻とともに夫婦専門のカウンセリングオフィスを主宰する安東さんですが、サポートしてきた夫婦はなんと2000組。 感情のすれ違いや性的な不一致まで、赤裸々ともいえる相談内容を適切に解きほぐしていきます。崖っぷちを飛び越えた先には、新たな夫婦の形がありました。

こじれた夫婦の3つの領域とは

「なぜ、夫婦の問題はこんなにも改善が難しいのでしょうか?」。この言葉を、安東さんはカウンセリングの最中に幾度も聞いたそうです。相談の発端は「浮気や不倫、セックスレスからコミュニケーション不足まで」多岐にわたりますが、問題の本質はそこにはありません。 なぜ浮気や不倫をしたのか。なぜセックスレスなのか。「なぜ?」に向き合わず、上辺だけを正そうとしても、また同じことを繰り返す可能性があります。 安東さんは問題となっていることを「コミュニケーション」「価値観」「感情」の3つの領域に分類し、最適な取り組みを探っていています。さっそく領域ごとの実例を見ていきましょう。
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夫に早く死んでほしい
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