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元NHKアナが民放の番組で苦戦してしまう背景とは?和久田・有働アナに見る「安住紳一郎」との決定的な差

『追跡取材 news LOG』(日本テレビ系)が不調です。NHKからフリーアナウンサーに転身した和久田麻由子アナウンサーをメインキャスターに起用したものの、コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)は0.9%とまさかの大惨敗。ネット上でも、「つまらない」とか「和久田アナの魅力はNHKだからこそだったのでは」という厳しい意見が見受けられます。

大惨敗のワケ

0521_NHKアナ①

画像:TVerより

 筆者も何度か放送をチェックしたところ、その理由がはっきりと分かりました。和久田アナのトークに、どうしても物足りなさを感じてしまうのです。  たとえば、栃木の強盗殺人事件についての「私たちの常識では量りかねる行動にでている」とのコメント。これはわざわざ時間を取ってまで言う必要のないことです。視聴者もとっくにその前提でニュースを観ているからです。  しかし、和久田アナの言葉は、どれもごく当然の常識しかなぞってこないのです。それは100%に近い正答率だけれども、視聴者からしたら何の発見もサプライズもありません。優等生で完全無欠であるがゆえに、つまらなさの密度が濃くなってしまっているのです。

安住アナとの「決定的な差」

0521_NHKアナ②

画像:「情報7daysニュースキャスター」公式HPより

 その差は、同時間帯の『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)の安住紳一郎アナウンサーと比べると一目瞭然です。  安住アナは、シリアスな話題でも文脈を補足したり、そこから考えが広がるメッセージを言外に込めたりしつつ、ハメを外せる気楽なトピックでは、三谷幸喜氏との手練れたトークを展開します。  寄り道をしながらも、ユニークな空気感を醸しているわけですね。この脱線するユーモアこそ、和久田アナに欠けている要素なのです。
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有働アナ、武田アナにも共通する点とは
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