元NHKアナが民放の番組で苦戦してしまう背景とは?和久田・有働アナに見る「安住紳一郎」との決定的な差
『追跡取材 news LOG』(日本テレビ系)が不調です。NHKからフリーアナウンサーに転身した和久田麻由子アナウンサーをメインキャスターに起用したものの、コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)は0.9%とまさかの大惨敗。ネット上でも、「つまらない」とか「和久田アナの魅力はNHKだからこそだったのでは」という厳しい意見が見受けられます。
筆者も何度か放送をチェックしたところ、その理由がはっきりと分かりました。和久田アナのトークに、どうしても物足りなさを感じてしまうのです。
たとえば、栃木の強盗殺人事件についての「私たちの常識では量りかねる行動にでている」とのコメント。これはわざわざ時間を取ってまで言う必要のないことです。視聴者もとっくにその前提でニュースを観ているからです。
しかし、和久田アナの言葉は、どれもごく当然の常識しかなぞってこないのです。それは100%に近い正答率だけれども、視聴者からしたら何の発見もサプライズもありません。優等生で完全無欠であるがゆえに、つまらなさの密度が濃くなってしまっているのです。
その差は、同時間帯の『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)の安住紳一郎アナウンサーと比べると一目瞭然です。
安住アナは、シリアスな話題でも文脈を補足したり、そこから考えが広がるメッセージを言外に込めたりしつつ、ハメを外せる気楽なトピックでは、三谷幸喜氏との手練れたトークを展開します。
寄り道をしながらも、ユニークな空気感を醸しているわけですね。この脱線するユーモアこそ、和久田アナに欠けている要素なのです。
大惨敗のワケ
安住アナとの「決定的な差」
1
2











