更新日:2026.11.06 09:46
Entertainment

指原莉乃や加藤浩次に批判殺到。10年前のバラエティが今になって叩かれる本当の理由

 平成時代のバラエティ番組の切り抜き動画がSNSで拡散され、令和のいま、炎上する。――この現象が意味する本当の怖さを、令和の芸能界を生きるタレントたちは果たして気付いているのでしょうか?

指原が強引にキス――10年前の行動で謝罪

 2014年放送のバラエティ番組『HKT48のおでかけ!』(TBS系)にて、指原莉乃さんが当時10代だった複数のHKT48メンバーに対して、強引にキスをしたり頬を噛んだりといったことを繰り返しているという話が、エピソードトークとして語られていました。また実際に番組内で指原さんが年下メンバーに強引にキスをするシーンも。
 これらの指原さんの行動は、番組では「サシハラスメント」と称して笑いのネタにされていましたが、放送から10年ほど経った近年になってSNSで切り抜き動画が拡散され、れっきとしたセクハラなのではないかと炎上。指原さんはこの一連の行動について、2025年4月になって後悔と謝罪を口にしたのです(SHELLYのYouTubeチャンネルに出演した際)。

13年前に批判されたエンタメが、いま再炎上

 また、2013年放送のバラエティ特番『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)内で、バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(同)の人気コーナー「爆烈お父さん」が放送されました。これも2026年になって切り抜き動画が拡散され、再炎上していました。  同コーナーは極楽とんぼ・加藤浩次さん演じる頑固オヤジが、ゲストで登場した女性アイドルにジャイアントスイングをするという、暴力的な描写やセクハラ的な要素が強い過激さがウリでした。  AKB48メンバーがゲスト出演した当該回は、放送当時にも批判が噴出してBPOで審議される事態にまで発展していたものの、番組が打ち切られるといったことはなかったのです。  たしかにとりわけ過激な回でしたが、「爆烈お父さん」というコーナー全体を振り返ると、当時はギリギリセーフの攻めた笑いとして許容されており、フジテレビも放送を続けていましたし、加藤さんが謹慎処分を受けることもなかったわけです。
加藤浩次

そんな加藤浩次さんも、今では安心できるMCとして活躍中(TBS『人生最高レストラン』公式サイトより)

「過去が正常で、今はうるさすぎる」わけではない

 つまり、指原さんの「サシハラスメント」も加藤さんの「爆烈お父さん」も、10年以上前の過去ではギリギリセーフ扱いだった言動が、アップデートされた令和の価値観によって断罪され、現在の指原さんや加藤さんが叩かれるという現象が起こっていたのです。  もちろん、「過去の大らかさが正常で、今はうるさすぎる」と言いたいわけではありません。ただ、「価値基準は常に変わる」、そしてネット社会ではいつでも過去コンテンツが発掘・拡散される、という事実を言っているのです。
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今のエンタメが、2036年に叩かれる可能性
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