彼氏の両親に、どこまで自分の本性を見せるべきか?<目指せ!デキたら婚>
【おおしまりえの 目指せ!デキたら婚】
恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。
結婚することとは、彼と私がつながり、そして家と家がつながること。でも、正直それってめんどくね? 1回結婚に失敗して痛感した私は、長くそう思っていました。
「だったら、とりあえず結婚より子ども作ろうよ!」という選択をしてはじめたのがこの連載の『デキたら婚』だったのですが、ここへきて“家族になる”というテーマが、もう一度私の前に並べられたのでした。
彼氏の仏くんのご両親と対面し、反射的に良い子ちゃんを全力で演じてしまった私。当たり障りのない会話でその場をやりすごし、言うべきこともきちんといえず、そして後悔。
これじゃいけないと思い、今度は私の両親抜きで、もう少しフランクな場で彼のご両親と話す時間を設けてもらいました。
「今度こそ、本音で話し合える関係性を築きたい」
1回目の結婚で、義両親と良い関係を築けなかったという後悔もあいまって、自分を知ってもらうこと、そして相手をきちんと知る努力をすることを自分に誓いました。とはいえ、いきなり素を出すっていっても、どこまで出していいものか迷います。
そもそも私のプライベートは、下品で下世話なことが9割5分占めているし、仕事はこのようにぶっちゃけ系。文筆業ですと名乗ったものの、この連載のことはモチロン言っていません(名前からサーチされているかもしれないけれど)。
料理もしないし、家ではほぼ裸族な三十路。そういう意味での素は言えるはずもなく、「普段2人はどんな感じなの?」なんて質問に、一瞬ひるみそうになります。
そもそも人間関係って、大きく分けると「身内」か「他人」の2パターンしかないと思っていました。でも、結婚すると当たり前のことですが「他人だけど身内」という、新たなカテゴリの人たちが複数人発生することになります。
今までの人間関係の分け方からすると、彼やその家族という存在は、新しいポジションの人たちなわけで、そういう意味では関係性をどう構築していくべきか、多くの人が悩み、そして上手くいかないのも当然のことのような気がしてきます。
友達でもないし、家族とも今は言い切れない。もちろん赤の他人でもない。少なくとも日本の結婚制度は、こうした人間関係の勉強面も強いのかもしれない。そんな風に思ったのでした。
結婚することとは、彼と私がつながり、そして家と家がつながること。でも、正直それってめんどくね? 1回結婚に失敗して痛感した私は、長くそう思っていました。
「だったら、とりあえず結婚より子ども作ろうよ!」という選択をしてはじめたのがこの連載の『デキたら婚』だったのですが、ここへきて“家族になる”というテーマが、もう一度私の前に並べられたのでした。
心のBGMは福山雅治「家族になろうよ」
1回目の結婚で、義両親と良い関係を築けなかったという後悔もあいまって、自分を知ってもらうこと、そして相手をきちんと知る努力をすることを自分に誓いました。とはいえ、いきなり素を出すっていっても、どこまで出していいものか迷います。
そもそも私のプライベートは、下品で下世話なことが9割5分占めているし、仕事はこのようにぶっちゃけ系。文筆業ですと名乗ったものの、この連載のことはモチロン言っていません(名前からサーチされているかもしれないけれど)。
料理もしないし、家ではほぼ裸族な三十路。そういう意味での素は言えるはずもなく、「普段2人はどんな感じなの?」なんて質問に、一瞬ひるみそうになります。
結婚とは、他人でもある身内を持つこと
今までの人間関係の分け方からすると、彼やその家族という存在は、新しいポジションの人たちなわけで、そういう意味では関係性をどう構築していくべきか、多くの人が悩み、そして上手くいかないのも当然のことのような気がしてきます。
友達でもないし、家族とも今は言い切れない。もちろん赤の他人でもない。少なくとも日本の結婚制度は、こうした人間関係の勉強面も強いのかもしれない。そんな風に思ったのでした。
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