男性も30～40代になると、若々しい人と、なぜかオッサンくさい人とに分かれてくるもの。そこで20代女性100人にアンケートを取り、男性を思わず「オッサン認定」した瞬間を探ってみた。 　酒の席ではどうしても本性が出てしまいがち。酔った勢いでオッサンくささもダダ漏れしてしまう。 「女性店員と無駄に世間話」は圧倒的にオッサンとの声が。「その間に名札の名前を見て名前で呼んじゃったりしたら、もう席を立ちたくなる。職場の女性とかに相手にされないから、こういうところで女性と会話するしかないんだろうなって思ってしまう」（24歳・PR）。 　その店員さんを軽々しく「おねーちゃん」なんて呼んだ日にはオッサン指数急上昇だ。 　お酒を注文するときや飲み方にも、寄る年波が出てしまう。「（焼酎を割ったときなど）マドラーを使わず、指で氷を回す」のは、一昔前にカッコいいとされたらしいが、20代女性からすると「ムリ～。しかも最後にその指を舐めちゃったりするんだよね」（25歳・電機メーカー）と苦い顔。 「バーなどでは『マッカラン』を頼んでおけば、絶対に正解だと思っている」のは、まだ洋酒の選択肢が少なかった世代らしさがにじみ出てしまう。　 「以前バーで働いてたとき、こういう人が多かった。知ったかぶりで『バーボン』とか言うけど、『銘柄は？』って聞くと何も言えなくなる人。『○○とかいかがですか？』って聞くと『じゃあ、それで』みたいな（笑）」（27歳・化粧品）。 　ミエを張らずに、普段から飲み慣れたお酒で攻めればいいのにね。 「チェーン居酒屋なのにボトルを入れている」のは、男としてもダサイ感が否めない。 「安い店でチマチマ飲んで節約してるのかなと思うと悲しくなる。そんな店に連れていかれたときには『生ビール』なんて気軽に頼めない。ボトル入れるのがカッコいいと思ってる時点でオッサンくさい。常連アピールかもしれないけど、それがチェーン店じゃ逆効果でしょ。チェーン居酒屋で常連って、残念すぎる」（26歳・派遣）。 「会話中、共通点があるとなぜか握手を求めてくる」という体育会系出身者に見られる行動も、オッサン的だと総スカン。 「『お前、わかってるな～』って勝手に共感して握手してくる。しかもその握手がだいたい強い。痛いんだけど。あと、触りたいのかな。手相とか見だす人もお触りしたいオッサンっぽい」（25歳・商社） 　さらには頼まれもしないのに女性のファッションチェックを開始。「女性のレギンスやトレンカを批判」し始めたら、もうオッサンの証だ。 ＜これをやったらオッサン認定・飲み会（≒合コン）編＞ 数字はオッサン指数 1位　女性店員と無駄に世間話　　74 2位　シメのお茶で口の中をゆすぐ　74 3位　女性店員を「おねーちゃん」と呼ぶ　　70 4位　（焼酎を割ったときなど）マドラーを使わず、指で氷を回す　63 5位　　座敷などでは、しばらくすると靴下を脱ぎだす　58 6位　「お会計を」ではなく「お勘定！」と両手の人差し指でバッテン　53 7位　いまだに、女性の言う「イケメン」＝キムタクという考えを披露　52 8位　女性からのボディタッチに本気で照れ笑い　　44 9位　会話中、共通点があるとなぜか握手を求めてくる　42 10位　女性の「レギンス」や「トレンカ」を批判　　35 11位　おしぼりをポンと音を立てて開ける　33 12位　女性の「食べれる」「寝れる」など「ら」抜き言葉に反応しがち　31 13位　膝を叩いて笑う　　30 14位　チェーン店居酒屋なのにボトルを入れている　22 15位　バーなどでは「マッカラン」を頼んでおけば、 　　　　絶対に正解だと持っている　20 ※全国の20代女性100人にインターネット調査。オッサン指数とは、アンケートに答えた女性100人のうち、「『オッサンくさい』と感じる」と答えた人数 ＜ILLUSTRATION／Pakmor＞ ― 女が男を［オッサン認定］する瞬間【3】 ―