不倫している女はたいてい程度が低い

「既婚男性と不倫をしている……」

 ご友人にもいらっしゃるのではないでしょうか? もしくは、あなたご自身、過去にハマってしまったという経験もあるかもしれません。

 不倫の恋に友人がハマってしまった時、いくら他人が「不倫の恋なんて自分が傷付くだけだからやめなよ」というアドバイスを送ったとしても、なかなかそこから抜け出せないものですよね。

 でもどうして不倫はやめられないのでしょうか? 既婚男性には大人ならではの包容力があるなど、様々な理由が言われていますが、「知らない世界を教えてもらえる」というのも理由の一つでしょう。もちろん、年が近い相手との不倫もあるでしょうが、ここでは年が離れている不倫恋愛を前提でお話しします。

 経済力のある既婚男性は、大人の付き合い方で女性をもてなすことが確かに可能です。おいしいご飯もご馳走してくれるでしょう。経験値も豊富なので、話の内容も当然若い女性にとっては新鮮なものも多く、人脈も豊富で様々な人の話を聞ける機会が得られることもあります。

 ただし、その「知らない世界」というのは、中長期的に見れば必ずしも女性にとって良いものではありません。むしろ「竜宮城」のようなものです。

 というのも、不倫の恋によって夢を見てきた女性は、与えられることを望み続け、自分自身の成長と魅力で何かを手に入れる機会をどんどん失います。そして同世代の人たちが行っているような、対等なパートナーシップを築くという恋愛観を失ってしまいがちです。周りの女性たちが切磋琢磨して、相手との利害調整能力をコツコツと磨いて「恋愛の自力」を鍛えている間に、不倫をしている女性はそのような成長が完全にストップしてしまっているのです。

 このように、不倫の恋にハマり続けた人は、『浦島太郎』のストーリーのごとく、気が付けばただチヤホヤだけされて年齢を重ねてしまったということが少なくありません。つまり、不倫の恋というのは、「竜宮城シンドローム」と言えるでしょう。

不倫をする時点で女性として魅力ではない



 一方で、友人の不倫を抜け出させたいと思う人が、「○○ちゃんは本当に良い子なのに、不倫なんかして……ステキな彼氏がいくらでも作れるはずなのに!」と言う感覚になる人もいますが、これは間違いです。

 確かにその人は友人としては素晴らしい人かもしれません。ですが、そもそも不倫は、犯したら慰謝料を要求される、法律に抵触する行為です。社会的に見れば不倫をする既婚男性と「共犯者」です。厳しい言い方ですが、悪い意味でその女性も「不倫をするような男性とお似合い」なのではないでしょうか? これは男女どちらにも言えることですが、マトモな恋愛観を持った人であれば、「不倫の恋にハマる感覚を持っている人は魅力的だと思わない」のは当然で、残念ながら不倫を許容した時点で既に不倫の恋がお似合いの人になってしまっているのです。

友達のことを思うなら遠慮なくアドバイスしていい



 なお、歳の差恋愛自体がダメと言っているわけでは決してありません。実際に、40代男性と20代女性でステキなカップルも多くいます。ただし、彼ら彼女らは竜宮城マインドでは恋愛をしていません。多少の価値観の差こそあれ、対等なパートナーシップを築くことを目的とし、同世代同士とさほど変わらない関係を築いています。不倫の恋とは全く違うのです。

 そもそも、既婚男性が教える「知らない世界」とやらは、若い女性にとって「知らなくても良い世界」または「知らないほうが良い世界」である場合がほとんどだと思います。まずは今自分のいる世界を大切にして、少しずつ新しい世界を目指して自分の足で前に進んで欲しいものです。若さや外見をトレードして手に入れるのではなく、自分の魅力と自分の力で歩み、サステナブル(持続可能)な成長を目指して言って欲しいと思います。私はそのような人こそが「デキる女性」であると思うのです。

 ですので、もし不倫の恋にハマっている友人・知人をやめて欲しいと思う時は、「不倫の恋をしていたら浦島太郎になっちゃうよ!」「不倫の恋がお似合いになってしまっている=自分の価値を落としているよ!」「できる女は不倫しないんだよ!」ということを説明してあげて欲しいと思います。それですぐやめられるかどうかは分かりませんが、そのアドバイスが良いきっかけになり、一人でも多くの女性が不倫の恋から卒業して、「デキる女性」になって行けることを心から願っています。

勝部元気氏

東京芸大に来ました!(勝部)

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【勝部元気氏】
コラムニスト。ジェンダー論、現代社会論、コミュニケーションを切り口にした男女関係論が専門。男性でありながら子宮頸がんワクチンを接種。『勝部元気のラブフェミ論』(http://ameblo.jp/ktb-genki/) twitterは@KTB_genki

恋愛氷河期

著者は、ナンパ禁止論や反・不倫論で話題を呼んでいるコラムニスト。男性から、かつ若手からの立場で、女性に厳しい社会に真っ向からダメ出しをする。

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◆勝部元気

1983年東京都生まれ。早稲田大学社会科学部卒。コラムニスト・社会起業家。専門はジェンダー論、現代社会論、コミュニケーション論、教育論等。他にも幅広い知識習得に努めており、所持資格数は66個にのぼる(2015年6月現在)。雑誌・TV・web等でコメンテーター活動をしている他、働く女性の健康管理を支援するコンサルティング会社(株式会社リプロエージェント)の代表取締役CEOを務めるなど、各種ソーシャルビジネスに携わっている。ブログ『勝部元気のラブフェミ論』(http://ameblo.jp/ktb-genki/)は、男性なのに子宮頸がん予防ワクチンを打ったレポートが話題となった。twitterは@KTB_genki 初の著書『恋愛氷河期』(小社刊)は発売中

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