GENKING×高須院長「老けない人のヒミツ」を語る
ニューキャマー系マルチクリエイターとして活躍するGENKINGさんが、高須クリニック・高須院長(http://www.takasu.co.jp/)と「美」について語り合うスペシャル対談。月に1度は美容クリニックに行くというGENKINGさんですが、院長の言葉にショックを受ける場面も…。
GENKING:老けるのは怖いけど、ナチュラルでいたいという気持ちもあるんです。あれこれ手をかけて、“不自然な顔”になっちゃうのはイヤだなあって。
高須:いや、手をかけないほうが“不自然な顔”になることもあるよ。
GENKING:え?
高須:アンチエイジング美容ってよく“贅沢治療”って言われるんだけどね。大金持ちのマダムは、ちょっとたるんだら引っ張り、ちょっとシワが出たらすぐ埋めるから、老けるヒマがないのよ。
でも、ふつうはそんなわけにはいかないじゃない。だから、思いきり老けてから美容クリニックにやってきて「一生に一度ですむよう、思い切り引っ張り上げてください!!!」って頼むわけ。そうなると、どうしても不自然になっちゃうよね。
GENKING:じゃあアンチエイジングは少しずつやったほうがいい?
高須:そうだね。美容医療で手にいれられるものは「若さ」と「美貌」の2種類あるけど、あなたは「美貌のための施術」は必要ない。今のままで十分にキレイだからね。
「若さのための施術」が必要な時期は、生まれつきDNAで決まってるから、お母さんの顔をよく見てください。女性はお父さんの顔を見るといいね。
親の顔を見ながら心の準備をしておいて、肌がしなびてきたなと思ったら、ちょっとふっくらさせるような施術を受ける。たるんできたら、引き上げる。それで十分だね。
GENKING:僕の場合、定期的に医療用のレーザーフェイシャル治療を受けてはいるんですけど、ごく弱めにしてもらってるんです。仕事柄、ダウンタイム(化粧ができないなどの、日常生活に支障が生じる期間)が出ちゃうと困るので。
高須:そうなの? でも、医療用レーザーは強く当てたほうがいいんだよ。弱いと色素沈着を起こしやすくなっちゃう。
GENKING:ええ!?
高須:弱いレーザーだと、肌に与える刺激のほうが強くなるので、日焼けしたみたいになっちゃうの。
GENKING:だからなのかな、そばかすみたいなのがレーザーで消しても消しても、出てくるんです……。
高須:それは、もっと強くしたほうがいいね。ケミカルピーリングなんかも同じで、怖がって薄くしたせいでうまくいかないケースって結構あるんですよ。
GENKING:知らなかった……。結局、アンチエイジング美容って、何をやるのが一番効果的なんですか?
高須:難しい質問だなあ。美容医療って、美容院と同じなんですよ。その質問は、「かっこいい髪型にしたいんだけど、カットとパーマとシャンプー、どれが一番向いてますか?」と聞くようなもの。
「予算が1000円しかない」ならシャンプー&ブローを、「予算が3万円ある」ならカリスマ美容師のカットを、「ハサミは使わないでほしい」ならスカルプケアを…と、オススメも違ってくる。
美容医療も、その人の状態と予算に応じて、あらゆる組み合わせができるだけに、唯一絶対の正解ってないんだよね。ただひとつ言えるのは「早くはじめたほうが、あとで楽」ということぐらいかな。
GENKING:先生、「早く」って何歳ぐらい?
高須:17歳かなあ。それぐらいから始めておけば、おそらく将来、メスを使った手術は必要ないと思う。僕なんか始めたのが遅かったから、あちこち切ったり、引っ張ったりするしかなかったけどね。
GENKING:僕はギリギリセーフかも!
<TEXT/島影真奈美 PHOTO/我妻慶一>
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【GENKINGさん・プロフィール】
OL兼主婦をしながら投稿していたInstagramで、”謎の美男子”として話題に。2015年3月にテレビ初出演して以来、大ブレイク。Instagramのフォロワーは70万人超。ファッションデザイナー、スタイリストでもある。今年『GENKING STYLE』、『GENKING PETIT PRICE ARRANGE』を出版
公式ブログ: http://ameblo.jp/genking-official/
instagram: https://instagram.com/_genking_/
【高須克弥氏・プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長(http://www.takasu.co.jp/)で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。『その健康法では「早死に」する!』『最新版 シミ・しわ・たるみを自分で治す本』など著書多数。
「賞金総額250万円 高須クリニック動画CMコンテスト」開催中
http://yes-jinsei.com/cm/
高須院長Twitterアカウント @yes_jinsei
老けるタイミングは親を見ればわかる!?


「最も効果的なアンチエイジング美容」って?
高須克弥
【プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など