子どもやペットが、そっくりフィギュアに!ウチの猫で3D体験してみた
思い出は形で残したいものですよね。最近では、話題の3Dプリンターを使った“フィギュア”という形で、自分や子どもやペットの姿を残す人が増えているんです。
では、お金や時間はどのぐらいかかる? クオリティは? そこで、記者が体験してまいりました!
3Dプリンターでの思い出作りにおすすめなのが、ロフトにある「ロフトラボ3Dフィギュアスタジオ」(有楽町ロフト、渋谷ロフト、大阪・梅田ロフト)。ここで簡単な撮影をするだけで被写体そっくりのフィギュアを作れてしまうんです。
今回、愛猫の「むぎ」をモデルにと、ありがた~いオファーをいただいた親バカ記者。何も知らない我が子を連れ、有楽町の「ロフトラボ3Dフィギュアスタジオ」へやってきました!
→「ロフトラボ3Dフィギュアスタジオ」についてはコチラ

2015年5月に開始された同サービス。大きく分けて、3Dスキャン撮影→データ合成→3Dプリントによるフィギュア制作、の3工程がパッケージになっています。最高品質のスキャナーを使用し、服のシワから色合いまで忠実に再現されたフィギュアが、撮影から2~3週間ほどで完成するそう。
七五三や結婚などライフイベントをはじめペットの元気な姿など、それぞれの“大切な瞬間”を形に残したいと利用する人が増えているということです。フィギュアの大きさも何タイプか選べ、人間だと高さ10~35cm、ペットだと長辺8~25cmでサイズによって値段が変わります。
→サイズと料金はコチラ
事前予約の上、控え室でメイクや着替えなど済ませたら準備完了!
スタッフに案内されたのは、一眼レフカメラがずらりと並ぶ真っ白なスタジオ。102台のカメラを使って枠内の被写体を最短1/125秒で全方位から同時撮影し、あらゆる角度の画像を組み合わせることで3Dデータになるんです。
直径約1m、高さ約2mの範囲内であれば自由にポーズを取れるので、たとえばサッカーのリフティングやコスプレの決めポーズで躍動感のあるフィギュアも作れるんですって。
さて、我が息子はというと、100台超のカメラや見知らぬ撮影スタッフなど、初めて見る景色に腰が引け気味。そんな猫をなだめつつ枠内に乗せ、いよいよ撮影スタート。
ところが、ここで緊急事態発生! 猫からすれば「3D? なんじゃそりゃ」なわけで、ヒトの気も知らずあっちこっちに動き回る始末。止まれと言っても動くのが子どもとペットの常なんですよねぇ。
本来なら一瞬で終わる工程ですが、じっとしていられない子の場合は、思いきって抱っこスタイルという手もおすすめです。
今回は、運よく一瞬のスキを突いて撮影できたため、データができるまで猫をあやしつつ待機します。
通常、簡易データの確認にかかる時間は約10~15分。できたデータをパソコン上で確認し、問題がなければ撮影は完了です! 撮影&3Dデータ化だけなら5000円(税抜)なので、データをもらってPC・スマホ上で立体をクルクル回して楽しむこともできます(※この記事の一番下に立体データがあります)。
フィギュアの完成まではおよそ2~3週間。出来がりを楽しみに待ちたいと思います。
そして約2週間後。待ちに待ったフィギュアが我が家に届きました。
ワクワクしながら中を開けると…。
そこにはリトルむぎの姿が……! か、かわいい~! うちの猫ってこんなにかわいかったっけ?
模様や毛色の濃淡から、緊張気味の表情まで、びっくりするほど細かく再現されていて、なんだか今にも動き出しそう。気になる価格は、長辺約8cmと手のひらほどのSSサイズで3万円(税別)なので、プロに記念写真を頼むような感覚ですね。
このサイズで約80gと持ち運べる軽さなので、いつか愛猫が亡くなったあとも、肌身離さず持ち歩くことができそうです。
さて、フィギュアを猫のむぎに見せてみたところ……ハイテンションな飼い主を横目に当の本人は一瞥くれるだけ、となんともツレない反応。あいにく感動の対面とはなりませんでした。
ともあれ、あらためて実物と比べても見劣りしない再現性に飼い主の私は大満足!
世界でひとつだけのフィギュアは細かいところまで忠実に再現され、まるで時を閉じ込めたかのよう。自分や家族、ペットの「今」をフィギュアで残す――。見て、触れられる新たな思い出のカタチを作ってみませんか?
<今なら、おトクな体験会を開催中!>
・赤ちゃん撮影体験会→1月31日(日)まで
通常5000円(税抜)の撮影・3Dデータ化が無料、フィギュア制作料が10%オフ
・ワン&ニャン3D撮影体験会→3月31(木)まで
(上に同じ)
他にも、おトクなキャンペーンを開催中です。詳しくはコチラ
●同社が3Dフィギュア情報を発信するツイッター「3Dフィギュア部 」
https://twitter.com/3Dfigure_Bu
●3Dプリントで作った作品を買える「 3Dプリントものづくりマーケットプレイス」
https://www.rinkak.com/jp/
<TEXT/井上こん PHOTO/難波雄史>
あのロフトでフィギュアが作れるとは

結婚、七五三、ペット…思い出を形に








フィギュアが到着。か、かわいい~!





井上こん
’86年生まれ。明治大学農学部中退。120倍激辛麺/1リットルジョッキ酒/ドヤ街宿泊レポ/ローション運動会など、アレな取材多し。「はまれぽ」、「SPA!」などで執筆。TCGにて猫のボランティア活動も。twitter@koninoue
指やカーソルでクルクル回せます。
動きが止まったら、ページの再読み込みでまた動き出します。