Love

東大クンが言い放った、驚愕の“上から目線”セリフ【トンデモ男研究】

 浮気男、上から目線男、束縛男……世の中にはいろいろなタイプのトンデモない男がいるものです。最初は気づかなかったけれど、関わってみたらトンデモなかった!という痛恨の体験談を女性から集めてみました。男を見る目がない人は、教訓にして頂ければと思います。

「ブスは3日で慣れるっていうけど、本当だったなー」

 将来有望なインテリ男子。でもそういう男子ほど、高すぎるプライドを持ち合わせているかも……。  SEとして働くミユキさん(仮名・24歳)が高校時代に付き合った初めての彼氏は、都内でも有数の進学校に通う男子だったそうです。 「友達に紹介されて知り合いました。最初に会ったのは文化祭。顔は堺雅人似のラクダって感じだったなあ……メールアドレスを交換して、一月後にデートしました。メールの内容は本の話が多かったです。彼は村上春樹が大好きで、春樹のオススメ本リストが送られてきたりしましたね」  初めてのデートは、映画のあとに喫茶店という定番コース。 「昔好きだった女の子の話を2時間くらいしていたので、『脈がないのかな?』と思っていたんですが……別れ間際に『付き合わない?』と告白されて。『ええっ!?』とびっくりしましたが、OKしました」  付き合い始めて数週間で彼の家に遊びに行ったミユキさん。専業主婦のお母様、自営業のお父様にご挨拶をし、談笑して帰ってきました。「今日はありがとう」と電話したミユキさんに、彼は「親父が言ってたんだけど……」と話し始めます。 「『お前が連れてくる彼女だからどんなに可愛い子かと思ったら、意外と普通なんだなー』って。確かに私は顔はよくないけど、普通それを彼女に伝えます?」  それからも彼は、折に触れてミユキさんの外見をケナしつづけました。 「お前は可愛くないけど、でも俺はそんなお前がいいから」「ブスは3日で慣れるっていうけど、本当だったなー」「(通りすがりの女子を見て)お前もああいう風になれよ~。まっ、ムリだろうけど」エトセトラ、エトセトラ。 「ブス専アピールをされても嬉しくない! 言われるたび『やめて』と返していたのですが、わかってもらえませんでした。絶世のイケメンに言われるならともかく、彼に言われるのは腹が立ちました」

ホテル行きをドタキャンした彼のセリフとは

 それでも、ほぼ毎日電話をして、毎週欠かさず会っていたミユキさんと彼。大学受験期間に突入しても、こまめに連絡をとっていました。ミユキさんは早稲田大学、彼は東京大学文科一類に無事に現役合格!ただし、2人が別れるきっかけになったのは、この大学合格だったのです。 「2人とも合格して受験が終わったから、ラブホテルに行こうと約束したんです。もちろん高校生がラブホに行っちゃいけないことは知ってました。でも行ってみたかった。楽しみにしてたんですが、当日彼から『やっぱりやめよう』と電話がかかってきて」  2ちゃんねらーだった彼。高校生でラブホに行って補導された話でも読んで不安になったのでしょう。「4月になってから行こう」との申し立て。少し釈然としない思いを抱え「どうして?」と尋ねたミユキさんに、彼はこう言い放ちました。 <お前は早稲田だからいいけど、俺は東大だよ!?学校に伝わって入学が取り消しになったらどうしてくれるの!?> 「それを聞いてサーッと冷めました。学歴を持ち出してラブホ拒否って……。今、彼は省庁で働いてるんですけど、同期や先輩にも『俺は東大だよ!?』って思っていそうです」 【教訓】 高学歴男の高すぎるプライドに注意  進学校→東大→大企業とストレートで進んだようなインテリ男子は、学歴と同じくらい高いプライドを持っています。そのプライドが「相手を見下す」形で表れていないか探ってみてから仲良くなるのがよいでしょう。 <TEXT/青柳美帆子> ― シリーズ「本当にいたトンデモない男」研究【9】 ―
青柳美帆子
1990年生まれのライター。女子とエロ・イベントレポート・サブカルを中心に活動中。「女子SPA!」「ねとらぼ」「マイナビウーマン」「エキサイトレビュー」などで執筆。好きなものは「少女革命ウテナ」。Twitterアカウント:@ao8l22
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ