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転校で音信不通になった中学の友人と交流が復活。意外なきっかけとは?

 子供のころ、転勤族だった親の仕事の都合で引っ越しを何度も経験した人は少なくないでしょう。  卒業まで一緒だったわけではないので当時の友達とは転校後に疎遠となり、大人になった現在は連絡先さえ知らないこともあるのではないでしょうか。
小学校授業子どもたちクラス

写真はイメージです

旅仲間が飲み会に連れてきた人物が元同級生だった!?

「引っ越しても最初は前の学校の友達とメールのやりとりをしていましたが、毎日何通も届いていたのが3日に1回、週に1回と減って、やがて自然消滅。おかげでスマホに登録されているのは、高校や大学時代の友達ばかりでした」  そう語るのは、小中学校時代に3度の転校歴を持つ島崎千春さん(仮名・32歳/外資系機械メーカー)。しかし、27歳のときに思いがけない形で疎遠だった当時の旧友たちとの交流が再開。  ちなみにきっかけは中央アジアにあるウズベキスタン。一体どういうことなのでしょうか? 「その年、会社を辞めて転職するまでの期間を利用して海外ひとり旅に出かけていたんです。約2週間の旅だったんですが、一番楽しみにしていたサマルカンドという街で同じくひとり旅をしていた日本人男性と仲良くなったんです」
ウズベキスタンの古都・サマルカンド

ウズベキスタンの古都・サマルカンド

 相手は同じ学校ではなかったものの話をしているうちに意気投合。別名“青の都”と呼ばれるサマルカンドの現地ツアーに2人で参加し、滞在中は何度も食事をともにしたそうです。 「次の行き先は別々だったので一緒に居たのは4日間だけでしたが、その後も連絡を取り合い。帰国後に会おうと約束をしていました」  ただし、2人きりではなく互いに友人を連れてきていたので、グループ飲み会で楽しむのが恒例に。そんな中、3~4回目の飲み会に旅仲間の彼が連れてきた男性のひとりが千春さんの小中学校時代の同級生でした。

突然のグループLINE降臨で旧友たちは大騒ぎ

「小学校5年から中学2年まで住んでいた倉敷(岡山県)の学校で一緒だった男子でした。大学時代の友人だったそうで、最初は気づかなかったんですけど、話している途中でお互いクラスメイトだと気づいてもうビックリ!  あまりに驚きすぎて、ほろ酔い気分だったのに一気に醒めました(笑)」 中学のの同級生と再会 ただし、このときは千春さんも彼も恋人がいたため、恋愛関係には発展しませんでしたが友人として連絡を取り合うようになります。 「彼も大学から東京で地元を離れて結構経っていましたが、中学時代の同級生とは連絡を取り合っていたそうで、飲み屋さんで撮ったツーショット写真をLINEにアップしたらみんな大騒ぎ。そんな人いたっけ?みたいな反応になったらどうしようと思いましたが、みんな私のことを覚えていてくれて、涙が出るほど嬉しかったです」  ほかにも首都圏に住んでいる元同級生がいたため、今度は彼が幹事となって東京でのプチ同窓会を開催。元クラスメイトのほか、クラスは違いましたが同じ陸上部の仲間など約10人が参加。  以来、定期的に誰かしらと飲みに行ったり、夏には海水浴やキャンプなど音信不通の関係から一転、ちょっと濃い目の付き合いが始まったといいます。

疎遠どころか濃密な友達付き合いに

岡山県倉敷市

岡山県倉敷市

「今は結婚しているし、コロナの影響で飲みに行ったりはできませんけど、オンライン飲み会はやりました! 再び連絡を取り合うようになってもずっとLINEだけの関係だった倉敷やほかの地方に住んでいる同級生たちも参加してくれて、楽しすぎてヤバすぎた(笑)。  みんな『倉敷にも遊びにおいでよー』と言ってくれて、私も引っ越してからは全然ご無沙汰なので全国移動が可能になったら、旅行を兼ねて遊びに行きたいですね」  大人になると、仕事や子供を介した関係を抜きした本当の意味でのプライベートな友人を作るのは難しいものです。かといって学生時代の友達も疎遠になってしまうと、再び友人として付き合うのは意外と難しかったりするもの。  時間のへだたりを感じさせない素敵な関係が築けるなんてちょっとうらやましいですね。 ―シリーズ「人生の転機で変わったもの、変わらなかったもの」― <文/トシタカマサ イラスト/ただりえこ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
トシタカマサ
一般男女のスカッと話やトンデモエピソードが大好物で、日夜収集に励んでいる。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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