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「給付金入りましたよね?」エステの勧誘にア然。15万円のコースを勧められ…

誘い文句は「給付金入りましたよね?」

エステ 施述中の質問攻めに、なんだかぐったりしてしまったという紗奈さん。会計を済ませて帰ろうとすると……。 「まず、『お話を聞く限り、大村さんはコースで通ったほうが良いと思うんですよね』から入り、価格は1番安い10回で15万円ほどのコースを勧められました。痩せたい気持ちはあったので、通うことも想定していたのですが、サイトには1回分の料金しか記載されていなかったので、まさかコースを勧められるとは思っていませんでした。私が『コースまでは考えてなかったです……』と濁していると『コロナの給付金、入りましたよね? 給付金をエステに当てることはお考えですか?』と言われたんです」  確かに給付金の10万円は入っていたそうですが、まさかそれをエステ代に当てる話をされると思っておらず、驚いたといいます。 「でも、さすがに15万円は高額なので、とりあえず夫に相談してみないと分からないと言いました。すると『今、旦那さんに電話して聞いてもらってもいいですよ』と言われたんです。旦那は今の時間は仕事中なので……と伝えると『じゃあ、契約書だけ今書いてもらってお金は後日払いでも良いですよ』とまで言うので、もう唖然……。とりあえず『夫の仕事もこれからどうなるか分からないので、また相談して連絡します』と、どうにか切り抜けてエステを出てきました……」

口コミを調べればよかったと後悔

 家に帰り、そのエステサロンの評判をすぐに調べたという紗奈さん。すると、こんな口コミばかりが目についたといいます。 「口コミサイトには『施術は上手い』というものの確かにありましたが、『勧誘がすごい』というものもありました。私も通ってもいいかなと思えるほどの技術は確かにあったのですが、さすがにコースとなると手が出せないので……。でも、もっと驚いたのはその後もエステサロンから勧誘の電話が来るようになったことなんですよ。『痩身以外にもフェイシャルなどオトクなコースもありますので~』と言われても……。今回、コロナ太りで判断が鈍っていたのか、しっかり確認していかなかった私も悪いんですよね。今は正直、行ったことすら後悔していますね……」  人は、いつもと違う状況に陥ると判断が鈍りやすくなるもの。コロナ禍のなか、油断は禁物です。紗奈さんが強引な勧誘をなんとか断れたのは幸いですが、気の弱い人や押しに弱い人は注意が必要ですね。 ―あの夏の黒歴史― <取材・文/結城 イラスト/真船佳奈>
結城
男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer
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