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肌にやさしい日焼け止めからヒロインキャラのコスメまで!老舗メーカー伊勢半の秘密に迫る

ヒロインメイクのお姫様は、こうして誕生した

 また、伊勢半といえば、ドラッグストアなどのコスメ売り場でよく見る、少女漫画にでてくるお姫様のイラストでおなじみの「ヒロインメイク」シリーズが有名です。
エリザベート・姫子

エリザベート・姫子

 あのお姫様は、実はエリザベート・姫子という名前で美の王国の王女様という設定。美の王国と人間界をつなぐ鏡を通って愛猫シルフィと共に人間界へ……という、“その設定、必要!?”と思うようなキャラ設定まであるのですが、エリザベート・姫子は一体どのようにして誕生したのでしょうか。 「ヒロインメイクのブランドは今年で15周年を迎えます。エリザベート・姫子の生みの親である商品開発プランナーによると、15年前の新商品の企画提出が差し迫った前日、ヒロインメイクというアイディアが突然降りてきたそうです。  当時、70年代に一大ブームを巻き起こした漫画が再び人気を集め実写ドラマ化されていたり、社内でも昔の少女漫画が流行っていたという背景もあったとか。  しかし、美の王国の王女様が、美の『掟』を掲げるというヒロインメイクのコンセプトはアイデア出しの時点で思いついていたものの、王女様をキャラクターにする過程で、メルヘンチックな姫がいいのか、はたまた影のある姫なのか、と悩み何十パターンのイメージを出して、ようやくエリザベート・姫子というキャラクターが誕生したそうです。  15年前は、コスメ商品でアニメのようなイラストを使用したものがほとんどなく、『売れるのかな?』という心配する声もありましたね」

マスカラ・アイライナーとも大ヒット

2005年に誕生した「ヒロインメイク リキッドアイライナー」

2005年に誕生した「ヒロインメイク リキッドアイライナー」

 賛否両論飛び交ったパッケージのヒロインメイク。心配の声に反して、発売から半年ほどで、化粧品クチコミサイトで高い評価がされて、火がつくように売れ始めたそうです。 「最初は、商品パッケージがイラストということで『こんなふざけた商品、うちには置けません!』と、お店に商品を置くことを断られたこともありました。  ブランドとしては、立ち上げの2005年から比べると売上は10倍になり、マスカラは約3千万本、アイライナーは約2千万本売れています(※5)」  売上が10倍に!ヒロインメイクのマスカラは上向きのまつ毛を長時間キープすることで爆発的ヒットを遂げました。こちらも開発には苦労したそうで…。
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男性研究員が、千回以上も自分のまつ毛にマスカラを塗った
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