「公演に誘われましたが、大都市への遠征はまだこわいし、まわりへの影響を考えると二の足をふんでしまいます。でも、ヲタ友にそのことを告げたら“
えっ、まだコロナを気にしてるの? 大丈夫だから公演再開してるんでしょ?”と言われてしまいました。連番を断ったら気を悪くしたようだし、悲しいです」(マスミさん)
自分のヲタ活をどうしていくかは、各自の判断を尊重すべきかと思います。
人それぞれ、家庭環境やお仕事の状況は違います。ご家族にお年寄りや小さなお子さんがいたり、お仕事で大勢の方に接する必要がある場合は、どう振る舞うべきかの判断もより慎重になりますよね。私のヲタ友のひとりは、「
Gotoキャンペーンも始まったけれど、職場から人混みや観光地には行かないでほしいと言われた」と言っていました。
また、ご家族に「行きたい気持ちはわかるけど、もう少しがまんしてもらえないかな?」と頼まれた知人もいます。連番を誘ってきたお友達は、一緒に行きたい気持ちが強くて悪気はないのでしょうが、ご自身の思いや事情をお話してわかってもらえないようであれば、次に会うまで少し時間をおくのがいいように思います。
なかなかナマの自担に会えないぶん、どうしても不満やモヤモヤもたまりがち。「どうして? どうして?」と思い詰めてしまうとつらいので……ちょっとゆったり構えつつ、“新しいヲタ活”に臨んでいきたいものですね。
<文/みきーる イラスト/二平瑞樹>
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