Lifestyle

「肉はスーパーで買うな、肉屋で買え」こだわりが強すぎる夫がめんどくせー

「肉は肉屋で、フルーツは果物屋で買ってこい!」

美佳子さんと夫のLINE

新婚時代は友人を家に呼んで食事会をすることも大好きだったという夫。食事会のメニューにもこだわりが

 さらに、夫のブランド好きはこんなところまで美佳子さんを困らせているのだそうです。 「食の好みがめちゃくちゃうるさいんですよね。朝は絶対にパンかご飯に汁物におかず、さらにフルーツまできっちり食べるんです。しかも、食材のこだわりもすごくて、スーパーで買ってくると怒るんです。『じゃあ、どこで買ってくるの?』と聞くと『肉は肉屋で、フルーツは果物屋で買ってこい』だって。  そんなの面倒臭いので、スーパーで買ったフルーツを『果物屋で買った』といって出しても『ウマい、ウマい』と言って食べるんですよ! これって単なるプラシーボ効果ですよね? そんな夫に先日、買い物に行ってきてと頼んだらそれぞれの食材を専門店で買ってきて、昼過ぎに出たのにも戻ってきたのはなんと夕方! そんな長時間の買い物を子連れでしてこいってバカなのかな?と思いましたね……」

夫のブランド好きは0歳の息子にまで…

 夫のブランド志向は、最近では、まだ0歳の息子の教育にも及んでいるようで。 「夫は高校中退なので学歴コンプレックスもあるようで、息子は絶対に一流大学に行かせると今から張り切っているんです。幼稚園から教育に力を入れた私立に行かせたいようで、幼稚園受験クラスのある保育園を今から探しています。私としては大学に行かせたい気持ちはあるけれど、小中高はむしろ公立でも全然構わないくらい。というより、まだ産まれたばかりなのでまだ保育園とかにも行かせずもう少し一緒にいたいと思っているのに。  しかも夫は、プレ保育(未就園児向けの体験保育)を探してくるものの、息子を連れて行くのはすべて私に任せきり。それでも、私が文句を言えないのは7歳年上ということもあるのですが、稼いできてもらっているし、私も子育て以外は割と自由にさせてもらっているから。ブランド好きなのはちょっと……と思うけれど、そのせいで頑張って働いているというのもあると思うんですよね」  夫のことをボヤきつつ、結構うまいことやってる美佳子さん。ただ、息子の将来まで、夫のブランド志向で決めないほうがいいと思いますけどね。 <取材・文/結城>
結城
ライター・社会取材系。子育てや家庭問題、現代の生きづらさなど、社会の現実に根ざしたテーマを取材し、読者に考えるきっかけを届ける記事を執筆。
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