Gourmet

タピオカの次は「台湾カステラ」が来る?ふわシュワ食感の手作りレシピ

 タピオカの次は、カステラ。
台湾カステラ

台湾カステラ

 台湾スイーツとして一世を風靡した「タピオカ」。そのブームはすっかり落ち着き、次なる熱狂感を求めている人は必ずやいることでしょう。タピオカに次ぐ候補の一つとして、最近話題になり始めているのが、「台湾カステラ」。みなさんはもう食べてみましたか? コロナ禍の今、本場モノを食べることはなかなか難しいでしょうし、日本各地で登場している台湾カステラ専門店に足を運んで、“密”な行列に並ぶことに抵抗がある人は少なくないはず。  そこで今回は、自宅でも気軽に作ることができる「おいしい台湾カステラ」の作り方をご紹介したいと思います。スーパーで購入できる食材を使い、秤(g/はかり)なしでも計量できる分量も記載していますから、どうぞ気軽にお試しください!

食感は「ふわふわ・しっとり・シュワシュワ」

台湾カステラ

コツは、小麦粉(薄力粉)の代わりに「天ぷら粉」を使うこと

 台湾カステラは現地では、「シエンカオダンガオ」と呼ばれています。実はこのカステラ、台湾においてもやや新しい存在で、台湾在住の友人に聞いてみても、知っている人と知らない人がいるくらいの人気感のようです。  特徴としては、たっぷりの「メレンゲ(卵白を泡立てたもの)」を加えて作られているという点。大きく膨らむことによって生まれるボリューム感と、口に入れた時のふわふわ・しっとり・シュワシュワと変化していく独特の食感が魅力で、日本のカステラとは大きく異なります。

ポイントは、「天ぷら粉」と「太白ごま油」

 この“ふわシュワ感”を失敗することなく作るコツは、小麦粉(薄力粉)の代わりに「天ぷら粉」を使うこと。通常の薄力粉よりも粘り(グルテンというタンパク質が原因)が出にくくなり、お菓子作りに慣れていなくても失敗することなく、ふんわりとした食感を作ることができます。また油脂類としては、「太白ごま油」を使うのがポイント。太白ごま油とは、焙煎しない生のごまを絞った香りのないごま油のこと。動物性油脂のバターと比べてヘルシーと言われることが多い植物性オイルで、ケーキ生地が縮むことなくむらなく仕上がる利点を持っています。  それでは実際に作っていくことにしましょう!
次のページ 
メレンゲだけは頑張って作ろう!
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ