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赤ちゃん猫の命を救うミルクボランティア、毎日下痢してたキウイくんとの出会い

今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.39】  動物愛護センターなどにいる子猫は里親と出会えず、弱ったり亡くなったりすることが多いもの。生まれて間もないような乳飲み子猫は2~3時間おきにミルクを飲ませなければならず、手がかかることから殺処分されやすいとも言われています。
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ミルクボランティアで預かるのは小さな小さな子猫たち

 こうした命を救おうと始まったのが、ミルクボランティア。これは子猫を引き取り、育て、里親を探すという取り組み。この猫助けに力を注ぎ、愛猫キウイくんと運命的な出会いを果たしたのが、おがわんち(@four_cat_s)さんです。

猫のために何かしたくて「ミルクボランティア」に

 猫のためになにかしたい。そう思ったおがわんちさんは、自分にできる猫助けを模索。カメラで猫を撮影するのが好きだったため、初めは譲渡用の写真を撮るボランティアをしようと考えましたが、複数の団体から断られ、断念しました。
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室温や湿度を適切に保つことも大切

 そんなときに知ったのが、ミルクボランティア。 「これまでに乳飲み子猫の育児をしたのは2回でしたが、力になりたいと思って、即応募しました」  先輩たちのサポートを受けつつ、おがわんちさんは新米ボランティアとして奮闘。行わなければならないルーティンを頭に叩き込みました。 「まず、人肌に温めたミルクを準備して、排泄させ、計測。そしてミルクを飲ませた後、また体重をはかって、何ミリリットル飲んだかを記録します。飲ませる子は大体3匹くらいいるので、3回同じことを繰り返した後、ミルクの容器を煮沸消毒して、終了です」

元気だった子が下痢になり、1日半で命を落としたことも

 一連の作業を終えるまでにかかる時間は、20分ほど。 「記録をすることが、とても大事。病院で診てもらう時に役立ちますし、異変に気づくきっかけにもなります。体重が増えていないのは懸念事項ですし、下痢は命に関わります」
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元気だった子猫が突然命を落とすことも

 子猫の体はデリケート。時には急変し、尽力しても命を落としてしまうことがあります。 「元気だった子が1日半の間にいきなり下痢で、ミルクを飲まなくなって亡くなってしまったことがありました。あっという間の出来事で、とても悲しかったです」
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ボランティア中に出会ったキウイくん
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