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兄にすすめられたダイエット方法で減量成功。が、口からでまかせだった

 ここ数年の暖冬傾向がウソのように大雪となった今年の冬。首都圏など雪がほとんど降らない地域に住む人には関係ありませんが、雪国に暮らす人にとって大きな負担となるのが雪かきです。
雪かき、雪下ろし、北国、屋根

写真はイメージです(以下同じ)

 大学在学中は親元を離れてひとり暮らしをしていた鈴木美奈さん(仮名・24歳)は、卒業後に生まれ故郷の北海道で就職。それに合わせて再び実家に戻ったため、当然冬場には雪かきをしなければなりません。  しかも、自宅があるのは北海道でも積雪量が多い地域。特に大雪の日には、1日2~3回作業をしなければならない日もあるといいます。

きっかけは兄の一言

「母は私が大学に通っていたころに大病を患い、父と兄が交替で家の雪かきをしていました。でも、父も持病の腰痛が悪化してしまい、それからは兄が1人でやっていたんです。そのため、私が実家に戻ってからの雪かきは、兄と替わりばんこで行うことになりました」  ちなみに中高生のころは両親もまだ元気だったこともあり、除雪作業はほとんど家族任せ。当時は部活で忙しかったうえ、受験勉強などもあって親から手伝えと言われることもなかったそうです。 「地元で就職したのは親のこともあったからですけど、本当は雪も寒いのも苦手なんです。昨シーズンは雪が少なかったので助かりましたが、この冬は11月中から積もるような雪が降り始めました。ここまで大雪の年は、子供のころから数えるほどしか経験したことがなく、天気予報で雪のマークを見ては憂鬱な気分になっていました」 冬の室内 こたつ みかん ところが、お兄さんからの一言ですごく前向きに考えられるようになります。それは「雪かき有酸素運動だし、いいダイエット効果になるぞ」というものでした。 「兄は公務員なんですが昔から勉強ができる人で、同時にすごく雑学にも強かったんです。  ウチの実家は目の前の道路から玄関まで10メートル以上離れていて、駐車場も屋根はないからボンネットの上や車の周りも雪かきしなきゃいけない。だから、すぐには終わらず30分くらいかかっちゃうんですよね。それだけの時間、身体を動かせば運動代わりになるのも当然だと思って納得してしまったんです」
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冬場だけで3キロ以上の減量に成功したけど
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