YouTuberに少女が裸画像を送信…マホト事件で考える、子供のSNS被害を防ぐには
子どもが真っ先に見るのは親のアカウント
そして、親自身のネットとの付き合い方も考える必要があるという。
「子どもがSNSを使い始めるとまず始めに何をするか? 親のアカウントを見に行くんです。例えばTwitterで過激な発言をリツイートしたり、ヘンな画像にいいねを付けたりしていると、その姿を子どもが見ているかもしれません。そんな大人に悩み事なんか相談したくありませんよね。この点も頭に入れておいたほうが良いかと思います」
先述した、「SNSを通して未成年が犯罪に巻き込まれた件数」2082件(2019年)の中には略取誘拐、強制性交、殺人(未遂)といった重大犯罪も含まれている。SNSでのちょっとしたやりとりが子どもを重大犯罪の被害者にしてしまう可能性は否定できない。これを機に、子どものネットの付き合い方を見直してみてはどうだろうか。
<取材・文/柳洋>


