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居酒屋で酔っ払いを無視したらキレられて恐怖!引越し先の“下町”に馴染めない女性

 春といえば新生活の始まり。転職や家庭の都合で引っ越しをする……という人も多いでしょう。
引越し

※画像はイメージです(以下、同じ)

 今回、話を聞いた東京出身で専業主婦の藤田佳苗さん(仮名・29歳)も2年前の春、夫の仕事の都合で関西の下町に引っ越してきました。ですが、いまだに馴染めずに友達はほとんどいないといいます。

夫の転勤で関西の下町へ

「夫は関西出身なので、転勤とともに夫の地元に新居を構えることになったんです。夫は近くに家族も住んでいて友達もたくさんいるので楽しそうにやっていますが、私からすると縁もゆかりもありません。子供もいないのでママ友ができることもないし、出かけるときは1人で昼間にショッピングをするくらいです。  でも、東京に住んでいたときは1人で知り合いのバーに行って飲むこともあって。でも、こっちだと知っている店もないし、一見だと入りづらいんですよね。あと、関西で1人で飲むことにためらってしまう理由がもう1つあって……」  佳苗さんがこう嘆く理由は、東京の人にはあまり馴染みのない「関西の人の距離感」にあるようです。 「1人で飲み屋で飲んでいると、他のお客さんが話しかけてくるんですよね。東京だとバーテンダーが話しかけてくることはたまにあるけれど、お客さんはそれぞれ飲んでいるイメージじゃないですか。でも、関西では他のお客さんにしょっちゅう話しかけてくるんです。  私としては1人で食事をしたり飲みたいだけで、別に誰かと話したいわけではないのに。しかも、若い男の子ならまだ分かるけれど声を掛けてくるのはオジサンなんですよ。それも自分の父親と同じくらいのオジサンですよ? 最初は適当に相槌を打ったりして流していたのですが、だんだん無料接待しているような気分になってきて……。途中から無視するようになったんです」  この距離の近さが楽しいと感じる人もいる反面、彼女のように苦手な人もいるわけです。

隣の男性客が「ねーちゃん、無視してんな!!」

下町飲み屋 佳苗さんの言う通り、飲み屋でたまに話しかけてくるオジサンって割といますよね。しかし、こちら側に話す義務もないので佳苗さんの対応は正しいと思います。しかし……。 「そんなある日のこと、夫が出張だったので夕飯を食べに近所の立ち飲み屋に行ったんです。近所なのでラフな服装でノーメイク。そこの立ち飲み屋は2回ほど行ったことがあるのですが、ご飯が結構美味しくて。食事を頼んでお酒を飲んでいたら、酔っ払った男性客が2人で入店してきました。50代くらいの男性客だったのですが、私の隣の席に座りました。  彼らは最初は普通に飲んでいたんですけど、突然、話しかけてきたんです。私も疲れていたので愛想笑いをすることもなく無視してました。すると突然、男性に『おい、ねーちゃん! 無視してんな!!』といきなり怒鳴られたんですよ! しかも、それを見ていた店の人も止めてくれないし……。もう、怖くなってすぐにお会計してお店を出ました」  突然、怒鳴られてショックを受けた佳苗さん。この日のことを出張から帰ってきた夫に伝えたといいます。
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夫に相談するも、返ってきた一言に絶句…
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