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ミスばかりの後輩に女性社員がブチ切れた。ザワつく社内で我に返り…

度重なる発注ミスに、ついにブチ切れ!

ブチギレ女性 A子さんの仕事のミスが続いたある日、顧客から「今日届くはずの商品がまだ届いていない」と問い合わせがありました。まさかと思ってA子さんに内線をかけてみると「すみません、忙しくてまだ入力してませんでした」の返事。ついに西川さんの堪忍袋の緒が切れました。 「あまりにも頭にきて『なんでそんなに仕事ができないの!? 迷惑ばかりかけてるってわからないの!? ふざけるのもいい加減にして!』と言って、勢いよく電話をガチャ切りしてしまったんです。30~40人ほどいる部署内が一瞬にして静まり返ってましたね」  その後、「どうしたの? 大丈夫?」と周囲にいる社員に声をかけられて、ハッと我に返った西川さんは、怒鳴ってしまったことを反省。たしかに、この具体性のない責め方は、上司・先輩としてはNGです。  A子さんからの折り返しの連絡はなく、西川さんからまた内線をかけてA子さんに事実関係を確認し、顧客のフォローに当たったそうです。なんとも気まずい雰囲気になってしまいました。

それから2年後、A子は退職

「A子は発注部門の上司や会社の役員から厳重注意を受けたようです。それ以前から仕事のミスが多くて、他の社員にも迷惑をかけていたので、上司や役員も対応に苦慮している様子でした」  それから2年ほど経ったころ、A子さんは「他の仕事に挑戦したい」という理由で、次の就職先も決まらないまま退職したそうです。 「A子が退職したときはきちんと挨拶して見送りましたが、内心ホッとしました。A子がいなくなってから、私も含めて他の社員も安心して仕事ができています」  その後、A子さんがどこで何をしているのかはわかりません。ただ、西川さんはその一件以来、会社でブチ切れたことはなく、引き継いだ社員はほとんどミスがないことから、職場に平和が戻ってきたことは確かな様子です。 ―私がブチ切れた瞬間― <取材・文/林加奈 イラスト/とあるアラ子> 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ
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