どのような物を「証拠」として集めればよいのでしょうか。

「何をもって証拠とするか、というのは本当に難しいところで、
これさえあれば裁判で勝てる!という絶対的な証拠は、性行為をしている動画くらいです。これはトランプでいうところのジョーカー的な存在で、裁判でも圧倒的に有効な証拠になります」
写真だと証拠としては弱いんですか?
「夫と不倫相手の顔が写っていればOKです。ただし、両者の顔がはっきり写っていない写真だと、『
これは俺ではない。似ている誰かだ』と言い逃れされるケースが非常に多いので、注意が必要です」
そんな言い訳通用するんですか?

「似ている人の性行為の画像を収集している人も、いないとは言い切れませんからね。『どう見てもお前やろ!』と詰めたいところですが、法律上では確実な証拠がないと不貞行為は立証できません。他にも、性行為をしていることが確実にわからないと、『
ジャレていた』『
マッサージしていた』など、いろんな言い訳で逃げ切る輩が出てきます」
無理すぎる言い訳…。
「言い訳をする夫は、どこまでも言い訳をして逃げ切ろうとします。不倫相手とラブホテルに入っていく証拠写真を見せても、『介抱していただけ』と言う人はまだかわいいもんです。法廷で証拠写真をつきつけられて、『
それは俺じゃない!双子の兄だ』と言った男性や、『
ドッペルゲンガーだ!』と言った男性も見たことがあります」
法廷で!!!???
「さすがに双子・ドッペルゲンガー説は認められませんでしたけど、ラブホテルで介抱していたという言い訳はサラっと言われる方は沢山います。どんなに苦しい内容でも、言い訳されてしまえば、立証しなくてはいけなくなります」