まずは「
沼袋氷川神社」(東京都中野区沼袋1-31-4)。ここは金運、勝運のパワースポットと言われています。正面の大鳥居から階段を登って境内に出ますが、階段途中にある「子育て狛犬」を3回なでるとお産が軽くなるといわれています。本殿は小高い丘に位置していることもあって、見晴らしも良く、とても清々しい気分になります。

境内には有名な「三本願い松」があり「悪しきことはスギ去れ、願い叶うをマツ」とのことで、ここの松に幸福を願うと必ず成就すると言われています。また、太田道灌が勝利を祈願した勝運ご利益アップの「道灌杉跡」も有名です。駅から歩いて約3分ということもあり、穴場パワースポットとしてオススメ。
次は「
井草八幡宮」(東京都杉並区善福寺1-33-1)です。ここは知る人ぞ知る、都内でも有数の広大な鎮守の森なのです。ご利益は再起、回復とのことで、コロナで仕事を失ってしまったり、生活が苦しい状況にある人は一度行ってみるのも良いかもしれません。青梅街道沿いにあるため、最寄駅からは歩くと少し遠いため、バスか車がオススメ。街道沿いの入口にそびえ立つ高さ9メートルの「大灯篭(だいとうろう)」出迎えてくれます。

この辺りは縄文時代の住居跡や多くの土器・石器が発掘されていて、近くを流れる善福寺池は、以前は豊富な湧水だったそう。現在、湧水は出ませんが、古代からこの地がパワースポットだったことを伺い知ることができます。

井草八幡頼朝公御手植えの松衝立
源頼朝が奥州の藤原征伐の際、戦勝祈願のためこの神社に立ち寄ったそうで、境内には頼朝が無事に平定に成功した後、お礼参りで戻ってきた時に植えた「頼朝公御手植えの松」の「衝立(ついたて)」があります。現在の松は2代目で、神門の前でその姿を見ることができます。武運が開けたという故事から “開運のご利益”があると言われています。