最後は「
大宮八幡宮」(東京都杉並区大宮2-3-1)。東京の中心にあることから「東京のへそ」とも呼ばれ、パワースポットとして有名です。約15000坪という広大な緑地と水源に包まれており、日頃のストレス疲れを取るにはオススメな場所です。

この神社も旧境内の土地から弥生時代の祭祀遺跡や族長の住居跡が発掘され、「勾玉(まがたま)」なども発見されたことから、太古からの「聖域」とされていた場所なのです。

また敷地内にある「大宮稲荷神社」に「小さいおじさん」が出るという都市伝説で若い人たちが訪れるようになったそうです。「小さいおじさん」とは、身長20センチほどの幸せを運ぶとされている小さな妖精で、霊感の強い人だけが見ることができると言われています。多くの目撃証言がありますが、残念ながら私には見えませんでした。実際に確かめに行ってみるのも良いのではないでしょうか。
今回はご紹介できませんでしたが、そのほか関東近郊でもパワースポットが至る所に存在しています。吉方位の時に足を運んで、その土地の歴史を知るだけでも心が落ち着き、運気を上げるリことができるのです。
私も吉方位×パワースポットに出かけた後、どういった効果があるのか、どんなに些細なことでも良いことがあったらすぐに書き留めるようにしてみました。後で読み返してみると、予期しなかったうれしい誤算が起こっていることに気づきます。
コロナ感染を避けるためには外出をしないことも大事な予防法であるため、自粛をずっと続けている人もいらっしゃると思います。

「この本に掲載されているパワースポットの写真は、吉方位の時に撮影したので、直接出かかけることができなくても、写真を見ているだけでも運気は上がります」(藤先生)
新型コロナの影響で、新しい生活様式を取り入れた参拝方法をお願いしている神社も多くみられます。そのため事前にHPなどで調べてから出かけることをオススメします。
今年のゴールデンウイークは運気の貯蓄を目標に、「吉方位のパワースポット巡り」を是非、実践してみてください。
<文/開運ジャーナリスト・梛クララ 写真/『
九星気学が導く関東聖地巡礼』より>