彼氏に誘われ日本一危険な神社に。ほぼ登山でハード過ぎ?!
過疎の地域でも必ずといっていいほど見かけるのが神社やお寺。古くからの山岳信仰の影響なのか、けわしい山の中に建立されている場合も多く、参拝に訪れるのも大変です。
「旦那とまだ恋人同士だったころ、海に面した切り立った崖の中腹にある神社へ行ったのですが、そこがシャレにならないほどキツかったです。小学生のとき、家族で富士山に登ったことがありますが、所要時間は短くてもその神社に向かう山道のほうがハードでした」
そう話す新山砂奈さん(仮名・26歳)が独身時代に彼氏と訪れたのは、ネット上で“日本一危険な神社”と謳(うた)われている北海道せたな町にある太田山神社。
もともと北海道在住の2人は休日によくドライブデートを楽しんでいたそうです。ここも「ちょっと面白い神社があるから今度行ってみよう!」と誘われてOKしたとのことですが、まさかこんなとんでもない場所とは想像もしていなかったようです。
「私はその神社のことを知らなかったのですが、山の中を少し歩くと聞いていたので当日は動きやすい格好にしていました。けど、ハッキリ言ってそんな程度じゃ不十分で、ちゃんとした山登りの装備で行くような場所でした(苦笑)」
太田山神社は北海道南西部の渡島半島の日本海側に位置し、道南五大霊場の1つに数えられるスポット。海沿いを走る道路沿いに鳥居があり、そこから真っすぐ階段が延びているのですがその最大斜度は驚きの50度!
一般的な階段の傾斜(※30~35度)と比べてもあまりに急で、砂奈さんには壁のように感じたそうです。
「石段の幅も狭く、一歩踏み外せば下まで転げ落ちそうなほどでした。階段の上からロープが垂れ下がっていて、それをつかんで登るんですけど、後ろを振り向くと思っていた以上に角度がキツくて足がすくんじゃって。
それでも上るときはまだよかったんですけが、大変だったのは下りるとき。階段の上り下りだけであんなに怖い思いをしたのは初めてでした」
彼氏に軽く誘われたけれど…
壁のように急な階段に絶句

1
2