
「そのまま更衣室に駆け込んで着替え、逃げるようにプールを後にしました。帰る途中も気まずさでいっぱいだったのですが、
賢人が明るく振る舞ってくれたおかげで変な雰囲気になることはありませんでした」
このハプニングで文字通りオープンな関係になれた2人は、以前に比べて言いたいことを言い合える仲になり急接近。今ではお互いの家に挨拶も済ませ、着々と結婚の準備を進めているところだそう。
「賢人の優しさや心の広さみたいのも知れてよかったですし、これがなかったら今も結婚まで進んでいなかったかもしれないですが、未だにあのときの男の子のニヤニヤした顔が忘れられなくて…。ふとした瞬間に思い出しては恥ずかしさでいっぱいになります」
この件以降怖くて水着を着るような場所には出かけていないという愛理さん。恥ずかしさを忘れることはなかなか難しいのかもしれません。時間を経て笑い話になる日がくれば、きっとまたプールや海を心から楽しむことができるようになるのでしょう。
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<文/大杉沙樹 イラスト/朝倉千夏>
大杉沙樹
わんぱく2児の母親というお仕事と、ライターを掛け持ちするアラフォー女子。昨今の情勢でアジアに単身赴任中の夫は帰国できず。家族団欒夢見てがんばってます。