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ワクチンを大規模接種センターで打ってきた。会場に入って15分で接種完了

待機室では振り込め詐欺防止のゆるいビデオが

ワクチン接種後の筆者

ワクチン接種後の筆者

 予約が終わったら、経過待機室へ。私は15分間の待機と言われ(健康状態によって経過待機の時間は変わるようです)、振り込め詐欺防止のゆるいビデオを見ながらぼんやり過ごしました。  ハワイの接種会場では、待機中バンドの生演奏があるらしく(『ハワイでワクチン接種した日本人』参照)、うらやましい限り。  特に痛みや腫れもなく、時間がきたら自ら退室してそのままセンターを出ました。所要時間は全部で30分弱。正直拍子抜けしてしまうほど、あっという間でした。もしかして、最後に屈強な自衛隊の方々が胴上げして見送ってくれるのでは…と、密かに期待していたのですが、そのようなサービスはありませんでした。残念。  翌日、強めの筋肉痛のような痛みはありましたが、生活に支障が出ることもなく普段通り過ごしました。反ワクチンの皆さんがネットで信奉している噂話のように、身体に磁石がくっついたり、5Gの電波に操られたりといったことは、今のところないようです。

打ちたいのに打てない人も多い

 6月27日現在、日本国内で少なくともワクチンを1回接種した人は、総人口の21.4%。(2回接種した人は10.2%) 1回目の接種を終えた人の割合が、6割を超える国もある中、まだまだ低い数字といえます。  筆者は、運良く早めに1回目の接種を受けることができましたが、深夜にキャンセル待ちの列ができたり、来月4日までの予約枠が募集開始数分で定員に達したり、未だ「ワクチンを打ちたいのに打てない」という状況が続いています。  ワクチンの普及によって、コロナ禍による精神的経済的負担が少しでも軽くなればと願うばかりです。 <文と写真/藍川じゅん> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
藍川じゅん
80年生。フリーライター。ハンドルネームは永田王。著作に『女の性欲解消日記』(eロマンス新書)など。
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