幸せになる腸活レシピ。サケの切り身ほか、いつもの食材でできる
オートミールにソイミート、流行りのデトックス食材に手を出したけれど挫折してしまった。慣れない食材は扱いづらい。そんな心配はもう無用!『体の中からきれいになる食べ方』(宝島社)は、普段使いの食材で腸活が叶うレシピ本。
著者の木下あおいさんは、日本インナービューティーダイエット協会の理事長で管理栄養士。腸がよろこぶレシピは「痩せやすい、老けにくい」の優秀さ。「3ヶ月で劇的変化の食べ方習慣」を本書からご紹介します。
人が幸福を感じる神経伝達物質「セロトニン」は約90%が腸でつくられることが、最近の研究で明らかになっているそうです。つまりインナービューティーダイエットとは、本書によると「体を『腸』と『心』の内側から整える、継続可能な食事」なのです。
食欲が増大し、暴飲暴食に走るのは、ストレスや疲労がたまっている証拠。多幸感に包まれていれば食事がおいしくいただけて、栄養もスムーズにめぐるはず。とはいえ難しく考える必要はナシ。本書から、押さえておきたいポイントをまとめました。
・発酵調味料で善玉菌を増やす
味噌や醤油、塩麹といった発酵食品は、腸を整える善玉菌を増やしてくれる。
・食物繊維で善玉菌を増やす
野菜や海藻類、玄米に多く含まれる食物繊維は、腸を整える善玉菌のエサとなる。
・精製されていない食材で糖化を防ぐ
体内で糖がたんぱく質と反応して、AGEsと呼ばれる老化因子に変化する。白米や白砂糖、小麦などは糖化を促進してしまう。
・油の過熱をできるだけ避けて酸化を防ぐ
亜麻仁油やオリーブオイルなどの植物性の油を生で使うのがおすすめ。
いかがですか。お肉を塩麹に漬けてみる、小麦パンの代わりにライ麦パンを買ってみる等々、変化を楽しむのもいいですよね。
では、手軽に作れて腸も美肌も叶うレシピを紹介します。