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◆かえでさんの1か月の収支
収入
報酬 12~14万円
(その月によって変動)
支出
家賃 3万7000円
食費 2万5000円
日用品 8000円
光熱費・通信費 2万2000円
雑費 1万3000円
保険+年金 3万円
収支 +5000円~-1万5000円
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そこまでしなくてもフリーランスから会社勤めに戻れば極端に生活レベルを下げずに済んだ気もしますが、それは考えなかったのでしょうか?
「もちろん、選択肢のひとつとして検討しましたよ。ただ、違う仕事に就くのは避けたかったので同じウェブデザイナーの求人を探しては応募したんですけど、採用されなかったんです。
10社くらいしか応募してないのであきらめるのが早かった気もしますが、やっぱりフリーのほうが気楽なんですよね。それに恥ずかしい話ですけど、人とコミュニケーションを取るのが苦手で……。そうしたことをひっくるめて判断したら、今回みたいに収入ダウンで大変なこともあるけど、それでもこっちのほうがいいかなって」

ただし、何よりも辛かったというのがコロナ前から飼っていたネコを友人に譲ってしまったこと。引っ越し先のアパートがペット禁止だったこともありますが、エサ代やワクチン接種の費用を捻出(ねんしゅつ)するのも難しく、悩みに悩み抜いた末の決断だったようです。
「どんなに生活が苦しくても絶対に手放さない人も多いかもしれませんが、私にはそれができなかった。
飼い主として無責任だったと反省しています。ネコは私にとって癒しでしたし、また飼いたいって気持ちはありますが今回の件もあるし、たぶん二度と飼うことはないと思います」
収入激減という苦境に立たされながらも生活の立て直しには成功しましたが、その中で失ったモノは彼女にとってあまりにも大きかったようです。
―お金がない…女の生活苦シリーズ―
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<文/トシタカマサ>
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。