Entertainment

森崎ウィン、日本は第二の故郷。「コンビニおにぎりを見ると落ち着く」

コンビニに並んでいるおにぎりを見ると落ち着く

――本作は故郷を舞台にした映画でもあります。森崎さんはミャンマー出身ですが、すでに日本が第二の故郷かと思います。生活のなかで、日本も自分の故郷だなぁと感じる瞬間はありますか? コンビニに並んでいるおにぎりを見ると落ち着く森崎「ありますね。かなり実感があります。特に海外に行って、成田でも羽田でも帰ってきたときに、コンビニに並んでいるおにぎりを見ると落ち着く自分がいます(笑)。それこそ『レディ・プレイヤー1』で4ヶ月くらい海外に行っていたときも、おにぎりと味噌汁が本当に食べたかったです。  あと、カップラーメン! 海外にもあるんですけど、日本語で説明表示があるものを食べたくなるんです。それに日本に着くと、どこにいっても日本語が流れてきて、安心します。ミャンマーに帰るときもそうですが、同じですね」

綾野剛からもらったアドバイス

――本編には「人生はラリーだ」など、格言のような言葉が登場しますが、森崎さんが、これまで一緒に仕事をしてきた先輩から言われて響いた言葉はありますか?
綾野剛からもらったアドバイス

『僕と彼女とラリーと』より

森崎「綾野剛さんに『集中することを1回諦めろ』と言われたことがあります。ヒートアップするシーンになったりすると、どうしてもそのことばっかり考えちゃうんです。でも『そこから1回逃げるのも大事だよ』と。一端、そこから自分を離す勇気を持てみたいなニュアンスで言われて、すごく面白いなと思いました。  ただ正直、そのときは『どういうことなんだろう』と思っていたんですけど、最近ミュージカルをやっていたときに、袖で一度森崎ウィンに戻ってから、もう一度スイッチを入れ直したら、ポーンと集中力が上がったんです。こういうことなのかなとちょっと感じました」 ――特に舞台では、ず~っと集中しているのかと思いました。 森崎「一度離れたほうがいいときもあるんですよね。もちろん合う合わないはあると思いますが、その言葉は残ってます」
次のページ 
おすすめのミャンマー語は「バイサーデー」、意味は?
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ