Beauty

35歳すぎたら「女性の薄毛」は他人事じゃない。“ぺたんこ髪”で老け見えするわけ

頭頂部がぺたんこだと、目の位置の関係で老けて見える

 こうなると、頭頂部の分け目や、後頭部のあたりの頭皮が透けてみえるような状態になったり、髪が根元からふわりと立ち上がらず「ぺったんこ」になり、スタイリングが決まりづらくなったりします。以前の記事でもご紹介しましたが、頭のてっぺんがぺたんこだと、目の位置が相対的に高く見え、老けて見えることが多いです。
頭頂部の違い

頭頂部のふんわり感が見た目年齢に与えるインパクトたるや

 そしてその変化は、50歳前後の更年期ごろ、顕著(けんちょ)になる傾向があります。 【関連記事】⇒髪型だけで「2歳若返り&2キロ痩せて見える」スゴ技。ひと手間で効果抜群

将来高価なウィッグを買い続けるより、35歳から行動を

「なんだ、50歳前後か、まだまだ先ね」と思われるかもしれませんが、私は30代半ばから将来の「薄毛」対策を始めるべきと思っています。  髪って、その人の「生活」が出るんです。ちょっとやそっとじゃ変わらない。時間がかかる。だから、将来高額なウィッグを買い続けたくなければ、35歳からアクションを起こして、と言っています。
ウィッグ

ウィッグを試してみた筆者

 アクションといっても、特別なケアが必要なわけではありません。これまでも繰り返しお伝えしてきた、正しいシャンプーやヘアケア、頭皮を紫外線から守ることなど、ごく基本的なことを続けていただくのみ!  次回は、今からできる詳しい薄毛対策と、なぜ女性の薄毛が起こるのか? そのメカニズムもお伝えします。 【正しいシャンプー方法】⇒シャンプーは「指のつかい方」で汚れ落ちが激変。正しい方法をプロが伝授 【頭皮の紫外線対策とは】⇒「髪の日焼け対策」は絶対にするべき。内側が“白い”日傘は避けたいワケ 【このシリーズの全記事】⇒連載「オトナ女性の美髪講座」の記事一覧はこちらへどうぞ <写真・文/元井里奈>
元井里奈
東栄新薬株式会社/取締役。毛髪診断士®/サプリメントアドバイザー/メノポーズ(更年期)カウンセラー。慶應義塾大学卒。髪に悩む女性のためのサプリメント「美ルート」をプロデュース。毛髪、栄養学、女性ホルモンに関する専門知識をもとに、ヘアケアコラムの監修や執筆も行う。2児を育てるワーママでもある。Instagram:@rinam.0922、Twitter:@rinamotoi、ブログ「ワーママ毛髪診断士が教える、35歳から始める育毛・美髪ケア
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