頭頂部がぺたんこだと、目の位置の関係で老けて見える
こうなると、頭頂部の分け目や、後頭部のあたりの頭皮が透けてみえるような状態になったり、髪が根元からふわりと立ち上がらず「ぺったんこ」になり、スタイリングが決まりづらくなったりします。
以前の記事でもご紹介しましたが、頭のてっぺんがぺたんこだと、目の位置が相対的に高く見え、老けて見えることが多いです。

頭頂部のふんわり感が見た目年齢に与えるインパクトたるや
そしてその変化は、50歳前後の更年期ごろ、顕著(けんちょ)になる傾向があります。
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将来高価なウィッグを買い続けるより、35歳から行動を
「なんだ、50歳前後か、まだまだ先ね」と思われるかもしれませんが、私は30代半ばから将来の「薄毛」対策を始めるべきと思っています。
髪って、その人の「生活」が出るんです。ちょっとやそっとじゃ変わらない。時間がかかる。だから、
将来高額なウィッグを買い続けたくなければ、35歳からアクションを起こして、と言っています。

ウィッグを試してみた筆者
アクションといっても、特別なケアが必要なわけではありません。これまでも繰り返しお伝えしてきた、正しいシャンプーやヘアケア、頭皮を紫外線から守ることなど、ごく基本的なことを続けていただくのみ!
次回は、今からできる詳しい薄毛対策と、なぜ女性の薄毛が起こるのか? そのメカニズムもお伝えします。
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<写真・文/元井里奈>