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「猫にやさしい町」日本一になるかも?”猫助け”に寄付1.6億円を集めた市

受刑者が保護猫の世話をする矯正プログラムも

猫が日本を救う

米インディアナ州ペンドルトン刑務所で矯正プログラムの一環として辛い目に遭った保護猫に愛情を注いで世話をする受刑者ら 写真/Pendleton Correctional Facility_FORWARD/Facebook

猫が人間に与える癒やし効果のポテンシャルは、まだまだ高そうだ。米国・インディアナ州の刑務所では、愛護団体と協力し、受刑者が保護猫の世話をする矯正プログラムを実施。猫と関わることで保護意欲が高まり、世話をすることが癒やしとなる。それが受刑者の心理面に良い影響を与え、全米に広がりを見せているという。 パンデミックだけでなく、競争や成長で疲弊した人間に「リラックスがいいよ」と教えてくれる存在として猫は注目されているのかもしれない。河瀬氏は猫について、こんな認識を示す。 「猫って人間を従わせることのできる唯一の動物なんです。紀元前から共にいる大切なパートナーでもある。人間が不幸にしているんだったら、ちゃんと管理して幸せにしてあげなければいけない」 猫に救われるばかりでなく、猫を救うのも人間の務めなのだろう。

保護猫業界全体の“自続可能性“を高めたい

猫が日本を救う

neconote代表取締役・黛 純太氏

「保護猫団体の自立支援」をミッションに、昨年27歳の若さで起業した黛純太氏。現在クラウドファンディングで資金を集め、「猫の推し活アプリ」の制作を進めている。 「このアプリを使えば、応援したい保護猫のライブチャットに参加したり、画面越しにおやつをあげることができます。保護猫団体は猫に協力してもらい、活動資金が得られる仕組みです」 ユーザーがボランティア登録をすることで、保護猫団体が必要とする人材とのマッチングも行う。黛氏がこのアプリを制作するのは、保護猫業界の後継者問題を危惧するからだ。 「これまで保護猫業界で活躍されてきた方は40代から60代で、専業主婦の方も多い。それより下の共働き世代では、どちらかが仕事を辞めて猫の保護に振り切ることは難しく、次の世代が入って来れないんです」 そこで黛氏は保護猫団体が自ら稼ぐ仕組みの構築に取り組む。 「猫のためになにかしたい気持ちがある人は多い。保護猫活動の裾野を広げていきたいです」 テックを駆使した次世代の保護猫活動に要注目だ。 【neconote 代表取締役・黛 純太氏】 保護猫シェルターに住み込みながら、クラウドファンディングで、猫助けサブスクリプションサービス「neco-note」を開発中 取材・文/池田 潮
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