眞子様と小室さんのご結婚や金銭トラブルについての質問も同様です。

「なぜ眞子さまはここまで、この結婚にこだわるのでしょうか」という著者の質問には、深く考え込み、重い沈黙を続けたそうです。
報道についても、「当方の姿勢として、間違った記事が出てもよほどのことがない限り、訂正を求めたり抗議をすることはいたしません。あるパラグラフの中にある不正確な箇所を指摘することは、それ以外は全て正確ということになるからです」と、理詰めで語っていて、著者は「彼の口ぶりから、ある種の諦念を感じた」そうです。
今回の結婚に反対されたことはないかと聞かれた時は、「
反対する理由はありません」と断言され、憲法二十四条を持ち出されたことも。小室家の借金報道のあと、ご結婚延期が決まり、「お父さまとしてもホッとされましたか?」と聞かれると「
二人はそれでも結婚しますよ」と答えられたり、眞子様の意思を尊重しつつも、相手の家のトラブルには介入されないスタンスのようでした。小室家の問題には秋篠宮家は全く関係ない、という強い思いを感じられるご発言もあったそうです。
やんごとなき存在である秋篠宮様は、禍々しいものや生々しい借金の話などは、ご自身からは別次元の話のように感じられていたのかもしれません。小室さんが説明責任を果たさないままアメリカへの留学を決めてしまったことについても「
どうするのだろうと思って……」とつぶやかれたり、どこか他人事です。今までの人生で関わったことのない種類の人々の問題は、理解の範疇にはなかったのだと拝察します。