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芸能人と不倫した33歳女性の見た“地獄”。妊娠したら「渡されたモノ」にがく然

茶封筒の中には300万円入っていた

「私とKさんの表情から何かを読み取ったふうでした。でも、何も言わずに笑顔になって、“Kさん、そろそろ次の現場に移動しますので”って。ニコニコしながら言われました。そしてふたりは、茫然(ぼうぜん)と立ったままの私を置いて、楽屋を出ていきました。 Kさんはもう私を見ることはなくて、“お疲れ様でした!”ってこっちを見てたのはマネージャーさんだけ。あのときの戸惑いといったら……。“悲しい”じゃないんです。まだそこまで気持ちはついていかなくて、現実に起きていることを認識しようとすることで精一杯だったんだと思います」 好きな人の冷たい態度。妊娠した赤ちゃんのことは一言も話せないまま……しばらく立ち尽くしていたが、ハッと我に返り、ひとまずトイレで気持ちを落ち着けた。茶封筒の中を確かめた。300万円入っていた。

赤ちゃんがいるのに私、お酒なんか飲んじゃって

「その都内のスタジオから、電車を乗り継いで下北沢のひとり暮らしの部屋に戻ったはずなんですが、スタジオから下北沢駅までの記憶がないんですよね。下北沢で電車を降りて、すぐ近くの酒屋さんに行ったところからは、また記憶があるんです。 普段は、滅多に家でひとりで飲むなんてないんですが、ビールと白ワインとチーズを買って帰って……お酒、弱いのにわんわん泣きながら飲んじゃって、ああ、赤ちゃんがいるのに私、お酒なんか飲んじゃってって思いながら、でもほとんど1本空けちゃって……ソファで服を着たままいつのまにか寝ていました」 その後のカレンさんの話は後編へ続く。 【後編】⇒芸能人と不倫した女性、妊娠したら捨てられ“ドン底”へ。マネージャーが代わりに「ある決断」 ※個人が特定されないよう一部脚色してあります。 【関連記事①】⇒罪悪感ゼロで不倫する33歳女性。ある日“奥さんの言葉”を聞いてドン底へ 【関連記事②】⇒「10歳から友達の彼氏を奪って楽しんでた」不倫を繰り返す33歳女性の“闇” <文/安藤房子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
安藤房子
作家。恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書に『愛されて結婚する77のルール』など。Instagram:@ando.fusako.loveブログ:恋愛心理研究所 安藤房子の「ココロとカラダのレシピ」  
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