既婚者合コンに来ておいて、今更なにを恥じらう必要があるのか
私と同じテーブルに座ったのは、宝塚フェイスの明るい30代美人(以下、ヅカさん)と、ゴージャスな40代? の美魔女。2人とも何度かキコンパに参加したことのある単独客でした。

※写真は公式HPより
約20分ごとに男性たちがテーブルを移動し、全員と話すことができるシステム。最初のテーブルに座ったのは、30代前半の男性(たぶん最年少)と40代の控えめな男性でした。
最年少君は気さくで話しやすかったのですが、まだ始まったばかりで酔いが浅く、モジモジしているうちに連絡先を交換するタイミングを失ってしまいました。「合コンに参加する既婚者」の時点でかなり厚かましいのに、今更なにを恥じらう必要があるのか。その秘密を探るため、我々取材班はジャングルの奥地へと向かいました。
ひたすらコロナの恐怖を語る人や、「お口チャック」「シャッターガラガラ」などの昭和ワードを惜しげもなく連発して周囲をヒヤヒヤさせる人など、個性的な人もいましたが、男性参加者のほとんどがにこにこした温和な人たちでした。
1人だけ、相手の見た目に言及したがる男性がいて、美魔女に「スナックのママみたい」「占い師かと思った」などと失礼かつ面白くもないことを言って怒られていました。
この男性、ヅカさんには「お綺麗ですよね」、私には「なんかお綺麗ですね」と言っており、「なんか」の有無によってブスと美人の明確な差別化を図っていました。
知らない男性たちとかわるがわる探り合いの会話をするのは大変でしたが、いきなり好きな体位やNGプレイを聞くわけにもいかず、無難に仕事やお酒の話をしました。「普段どこで飲んでるんですか?」と質問すると、よく行くエリアや馴染みのお店の話になり、たいてい会話が弾むのでオススメです。
どうしても会話が続かない時は、とりあえず「かんぱ~い」ってグラスをあわせておけば、なんとなく間が持ちます。