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栗拾いデートの帰りに喧嘩、彼の顔面にイガグリを投げつけ“地獄の車内”に

ハイテク技術に助けられた二人

「本当にもうダメかと思いました。でも、ゆっくり目を開けると衝突せずに直前で自動的に停止してたんです! レンタカーだし、ぶつけたら栗拾いデートどころじゃありませんでした」 ハイテク技術に助けられた二人 二人は顔を見合わせため息をつき、すぐにクルマを路肩に寄せたそうです。放心状態の二人は、車に備わっていた“衝突回避装置”に助けられ大事には至りませんでした。

仲直りしてもう一泊することに

 半泣きの沙羅さんは、自分の行動に猛省する一方、彼はギリギリのところで二人の安全を守ってくれた最先端技術に興味津々の様子。  幸い、眉間の傷も流血はあったものの、その後すぐにおさまり、徐々に落ち着きを取り戻していった二人。 「私ってわがままなんですよね。ちょっとどころか、すごく反省しました。これからは彼の気持ちも十分くみとって仲良くしていきたいと思います」  二人は、そのまま夕暮れまで車で過ごし、もう一泊レンタルを延長して温泉宿に向かったそうです。ちなみに、競馬の方はまずまずの成績だったそう。 ―シリーズ「秋のトホホ」― 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/大杉沙樹 イラスト/カツオ>
大杉沙樹
わんぱく2児の母親というお仕事と、ライターを掛け持ちするアラフォー女子。昨今の情勢でアジアに単身赴任中の夫は帰国できず。家族団欒夢見てがんばってます。
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