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本妻&内縁の妻2人と同居する男性に“一夫多妻生活”を聞く「4人で育児してます」

 モデルのぺこ&りゅうちぇるが、法律上の夫婦関係を解消しても育児のために同居する「新しい家族の形」を提案し、賛否両論が巻き起こった。彼らと同じように、新たな家庭像を模索する人が増えている現代。そこにある幸福と苦悩、現実に迫った――。  今回は本妻と内縁の妻が一軒家で同居する複数恋愛主義の男性に話を聞いてきた。いわゆる一夫多妻というものだが、その実情はどのようになっているのだろうか。

複数恋愛主義の夫が本妻&内縁妻2人と一軒家で育児

「愛を誓った数だけ、薬指につけているんです」
ルポ[新しい家族]の肖像

はるさんの薬指に光る3つの指輪。妻の人数分かと思いきや「実は1つは全く別の女性とのペア」だとか‥…

 そう照れ笑いし、3つ重なった指輪を見せてくれたのは、都内の一軒家で事実上の「一夫多妻」生活をする夫・はるさん(35歳)。7年前に結婚した法律上の妻(40代前半)とその子供(6歳)に加え、内縁の妻・里子さん(仮名・27歳)、同じく千絵さん(仮名・28歳)の5人で暮らす。

ポリアモリーであることは結婚前から分かっていた

ルポ[新しい家族]の肖像

今回の取材にははるさんと内縁の妻の2人が参加してくれた

 この形を選んだ経緯とは? 「内縁の妻たちとの同居を始めたのは2年前から。それまでは実家で育児をしていましたが、借りていた家の取り壊しを機に出ることになった。2人とも夫婦だけで育てるのは負担が大きいと感じていたし、僕がポリアモリー(複数恋愛主義)であることは結婚前から了承を得ていたので、信頼できる2人との同居を夫婦で決めました」
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相手方の両親も了承済み
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