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パートの面接で衝撃、社長の「時代遅れな男尊女卑」発言にあんぐり

 今や「男だから」「女だから」というジェンダーの「あるべき論」は古いと思う方が多いと思います。  ですが、世界経済フォーラムが公表した「グローバル・ジェンダー・ギャップ報告書2022」によると、男女平等度合いを測る「ジェンダーギャップ指数」では、日本は120か国中、なんと116位。まだまだ「女だから」という扱いを受けることは多いようです。  今回は、「女だから」という理由だけでモヤっとする扱いを受けたエピソードを2つ紹介します。

パートの面接でモヤッ

パートの面接でモヤッ

写真はイメージです。(以下同じ)

 まずは吉田まりさん宮崎里美さん(30歳・パート)のお話。パートを探して面接に行ったときに、ものすごくモヤモヤしたことがあったそうです。  不動産賃貸を営む会社で、パートの募集をしていたので応募した宮崎さん。早速面接をすることになり、事務所を訪れると、そこで出てきたのは昭和のパワハラおやじのような社長だったそう。 「なんだか偉そうな感じで『ドカン』と椅子に座り、ちょっと怖い感じの社長でした。接客業務が好きだったので、お客様と接したいとやる気を伝えました」  すると、衝撃のひとことが返ってきたそうです。

時代遅れの発言にア然

時代遅れの発言にア然「『うーん、そんなやる気出されてもねぇ…受付とお茶くみだけしておいてくれたらいいんだよねぇ』と言われ絶句しました。いまどき、受付とお茶くみが女の仕事、と堂々と言い切る人がいるのにもビックリです。本当に受付とお茶くみだけなら、ラクな仕事ではありますが…上から目線に嫌な気持ちになりました」  当然のように「お茶くみは女の仕事」と言い切る社長にア然としつつも、その場はなんとかしのごうと調子を合わせた宮崎さん。ですが、その後も社長は呆れる態度だったそうです。 「ひととおり仕事の面接が終わった後も、社長がいかに仕事ができるか、の自慢話を延々と聞かされました。ある程度あいづちを打っていると、気分がよくなったのか、会社を立ち上げたときの苦労話まで始めて、話が止まりません。『もし受かっても絶対にお世話にならない』と心に決めながら、話が終わるのを待ちました」  ひととおり自慢話をすると、スッキリした顔で「結果は後日連絡します」と言った社長。
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面接の結果は…
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