ドラマ『silent』村瀬Pに聞く秘話「てんとう虫の伏線は予定外だった」
――省略しないで丁寧に作っている熱量が視聴者に伝わっているのでしょうね。
「ちゃんとつくればちゃんと届くことを実感して嬉しく思っています」
――さて、後半戦はどうなるのでしょうか。
「これまで、紬と想のラブストーリーを描きつつ、二人と絡む存在として、まず湊斗、そして次に奈々を描きました。第8話では春尾(風間俊介)の物語を描きます。彼らひとりひとりが折り重なって物語が紡がれていくなかで、もうひとり、重要な人物が想の母・律子(篠原涼子)です」
「当初から縦軸が紬と想、横軸が親子の物語と謳ってきましたので、その横軸も交えて、いよいよクライマックスへと向かっていきます。自分で言いますが盛り上がっていきます!
若いかたのみならず、大人の鑑賞にも耐え得るラブストーリーが、『silent』ならではのゴールに向かっていきますので、ぜひ最終回までお楽しみいただければと思います」
【インタビュー前半】⇒ドラマ『silent』プロデューサーが語る「紬が“青い服”を着ているワケ」
【関連記事】⇒話題沸騰のドラマ『silent』、最終回への想いを村瀬健Pと脚本家・生方美久が語る
【関連記事】⇒『silent』ロケ地のカフェ、120分待ちの大行列。オーナーは目黒蓮のファンに
●木曜劇場『silent』公式サイト、●木曜劇場『silent』公式Twitter :@silent_fujitv
【Amazonで予約受付中!】⇒『silent シナリオブック 完全版』
<文/木俣冬>
木俣冬
フリーライター。ドラマ、映画、演劇などエンタメ作品に関するルポルタージュ、インタビュー、レビューなどを執筆。ノベライズも手がける。『ネットと朝ドラ』『みんなの朝ドラ』など著書多数、蜷川幸雄『身体的物語論』の企画構成など。Twitter:@kamitonami
|
|
『silent シナリオブック 完全版』 放送されなかったシーンも含めた完全版の脚本に加え、名場面を振り返るドラマのハイライトシーン、脚本家・生方美久×プロデューサー・村瀬健の対談も収録
|




