
おそらく、交際3ヶ月で彼が素っ気なくなっていたのは、欲望が充分満たされて、飽きてきていたからでしょう。
マッチングアプリを続けていたということなら、他に好きな女性ができていたという可能性もあるでしょう。
いずれにしても、「その好きな女を連れ歩いてイチャイチャしたい」がクズ男の目的でしたので、A子さんのことをもう好きじゃなくなっていれば、彼がA子さんにやさしくする理由(メリット)はなくなるのです。
B男さんにとってはA子さんにやさしくしても、もう自分の利益にはならないため、クズの本性があらわになっていった……ということでしょう。
A子さんは筆者の説明を聞き、「やさしい言動がまさか彼自身のためだなんて思いもしませんでしたが、腑に落ちることばかりです」と納得し、B男さんとの別れを決意しました。
ちなみに先ほどもお伝えしたとおり、クズ男は自らの最低な本性に無自覚というケースが多々あります。
B男さんは自分のことを紳士的でやさしい人間だと思い込んでいて、二人の不和も自分の責任ではなくA子さんのせいだと、本気で思っているかもしれません。
無自覚なクズほど、タチの悪いものはないのです……。
<文/堺屋大地>
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は
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