妊娠中の夫の浮気を、とんでもない相手から聞かされた
「後輩のマユミとはすごく仲良しだったんです。結婚後も何度か遊びに来たことがあるし、夫も彼女とは顔を合わせている。でもさすがに関係をもっているとは思わなかった。
それを知らせたのは彼女本人です」
産後、ユリナさんがまだ入院しているときに彼女は病室にやってきた。

写真はイメージです(以下同じ)
「『
ヨウジさん、出産に間に合いました?』『来たとき、軽く酔ってたでしょ』と。明らかに自分が一緒にいたと言いたげで……。
じっと彼女を見ると、『
別に略奪なんてしませんから。それほどハイスペじゃないし』って。彼女、以前も不倫したことがあったんです。そのとき私、さんざん説教しちゃったんですよ。そのときは黙って聞いていたけど、それを恨んでいたみたい。私がいちばんショックを受けるタイミングで夫を寝取ったんでしょうね」
夫を問い詰めると、涙ぐみながら白状した。だが「
彼女はかわいそうな子なんだよ」と庇(かば)う一面も見せた。それがユリナさんの怒りに油を注いだ。
「じゃあ、出産後すぐにこんなひどいことを知らされて、しかも浮気相手本人に病室にまで来られた私はかわいそうじゃないの? あんたは誰の夫なのよ!」
ユリナさんは夫を怒鳴りつけた。
本当は退院しても自宅に戻りたくなかったが、ユリナさんは実家と疎遠になっていたので帰るところがない。しかたなく自宅に戻った。夫は腫れ物に触るような態度だった。
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