富裕層向けの不妊治療クリニックで見た驚きの光景、エルメスやシャネルは当たり前。専属通訳も
自然で子どもが授かれない夫婦の場合、体外受精などの不妊治療に進むケースも少なくありません。筆者自身も妊活で子どもが授かれず、40歳で不妊治療クリニックに本格的に踏み込んだうちの1人。
ただ不妊治療クリニックといっても千差万別で、クリニックによっては保険適用にならない特殊な検査や治療を多く行うところもしばしば。
そのようなクリニックは病院の治療成功率が高いものの費用が高額な傾向もあるため、見るからに“お金持ち”な夫婦を見かけることがたびたびありました。
今回の記事では、そんなクリニックに通院していた筆者が、富裕層たちの姿を見て驚いた実体験を赤裸々に紹介します。
36歳で不妊治療をスタートさせた筆者は、タイミング、人工授精を繰り返してきたものの子どもが授かれず、気づけば40歳に。
通院先のクリニックで「体外受精をしたい」と伝えると、医師から「40歳だと妊娠率が低いから、うちではできない」ときっぱり断られてしまい、転院を決意しました。
ところが、どこの病院を調べても40歳での体外受精には消極的なところが多く、途方に暮れていました。
そんな中、「40代の患者が半数」というクリニックを発見したのです。
当時は、まだ不妊治療の保険適用制度がなかったころ。転院先のクリニックは「受精前の精子を検査して、染色体異常を少しでも減らす検査」など他にはない特殊な検査も多く取り扱っていることから、全体的に費用はやや高めの傾向でした。
そのせいもあってか、病院の患者は全体的に富裕層夫婦が多め。
なぜ、そう思ったかと言うと、待合室にはエルメスのバーキン、ボリード、エブリン、ガーデンパーティーをはじめ、CHANELのマトラッセ(現行にはないデザインが多かったので、祖母、母親のお下がりの可能性が高い)、ゴヤールのトートなどがズラリ。
実際、100万円超の高額なバッグ・エルメスのバーキンを持っていた美女を待合室で見かけたことがあるのですが、次にその方を見かけた時は同じくエルメスのボリード(こちらも100万円以上します)を、その次は最初に見たのとは別のバーキンを……と、毎回別のエルメスバッグで通院。
「一体、あの美女は、エルメスのバッグをいくつ所持しているのだろう」と、気づけば待合室の人間観察、ファッションチェックが密かな楽しみになりました。
高価なアイテムはバッグだけではなく、アクセサリーやファッションも。
アクセサリーは、一目でハイブランドとわかるカルティエのトリニティ、ヴァン クリーフ&アーペルのアルハンブラ、質の良さそうなカメオのネックレス、パールが多め。
キレイにメイクを施し、背筋をピンと伸ばし、髪型は吉川十和子さんのような巻き髪女子を見かけることもありました。
全身ユニクロに適当な綿素材のトートバッグで通院した私は、待合室の美しい女性たちに驚き。通院し始めたころは「なに、ここ……」と開いた口が塞がらなかったのを覚えています。
不妊治療中にぶつかった40歳の壁

※写真はイメージです
待合室には、エルメスのバーキンやCHANELがズラリ…
当時は、まだ不妊治療の保険適用制度がなかったころ。転院先のクリニックは「受精前の精子を検査して、染色体異常を少しでも減らす検査」など他にはない特殊な検査も多く取り扱っていることから、全体的に費用はやや高めの傾向でした。
そのせいもあってか、病院の患者は全体的に富裕層夫婦が多め。
なぜ、そう思ったかと言うと、待合室にはエルメスのバーキン、ボリード、エブリン、ガーデンパーティーをはじめ、CHANELのマトラッセ(現行にはないデザインが多かったので、祖母、母親のお下がりの可能性が高い)、ゴヤールのトートなどがズラリ。
実際、100万円超の高額なバッグ・エルメスのバーキンを持っていた美女を待合室で見かけたことがあるのですが、次にその方を見かけた時は同じくエルメスのボリード(こちらも100万円以上します)を、その次は最初に見たのとは別のバーキンを……と、毎回別のエルメスバッグで通院。
「一体、あの美女は、エルメスのバッグをいくつ所持しているのだろう」と、気づけば待合室の人間観察、ファッションチェックが密かな楽しみになりました。
アクセサリーやファッションもハイブランドだらけ…
アクセサリーは、一目でハイブランドとわかるカルティエのトリニティ、ヴァン クリーフ&アーペルのアルハンブラ、質の良さそうなカメオのネックレス、パールが多め。
キレイにメイクを施し、背筋をピンと伸ばし、髪型は吉川十和子さんのような巻き髪女子を見かけることもありました。
全身ユニクロに適当な綿素材のトートバッグで通院した私は、待合室の美しい女性たちに驚き。通院し始めたころは「なに、ここ……」と開いた口が塞がらなかったのを覚えています。
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